みなさん、こんにちは。
前回の納車報告記事に続き、今回は実際に道路を走行して感じた「リアルな走行インプレッション」をお届けします。
大型アドベンチャースクーターであるX-ADVには、走行中の風圧を軽減するための「可変式ウィンドスクリーン」が標準装備されています。
長距離のツーリングにおいて、スクリーンがもたらす防風効果(ウインドプロテクション)は、ライダーの疲労度を大きく左右する重要な要素です。
「X-ADVの純正スクリーンは、高さを変えるとどのくらい体感風量が変わるのだろう?」 「身長によって、ベストなスクリーンの位置は違うのかな?」
このような疑問を持つ方に向けて、今回は身長167cmの筆者が、5段階に調整可能な純正スクリーンの効果をすべて試してきました。

(※X-ADVの純正スクリーンを1段目から5段目まで変更したコックピットの比較画像)
それぞれの高さで「風切り音」や「風の当たる位置」がどのように変化したのか、実際の体感を詳しくレビューします。
スマートフォンの画面でもスクロールしながらサクッと読めるようにまとめています。 また、この記事は後日に英語サイトやイタリア語サイトへ翻訳して展開することも想定し、主語と目的語を明確にしたクリーンな文章で執筆しています。
X-ADVの購入を検討している方や、スクリーンカスタムを迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください!
X-ADVの純正可変スクリーン機能の概要
ホンダのX-ADVに採用されている純正スクリーンは、工具を使用することなく、手動で高さを5段階に調整できるシステムになっています。
最下段を「1段目」、最高段を「5段階目」とした時、シチュエーションに合わせてスクリーンの位置を自由に変更可能です。
今回はそれぞれの段数にセットして、時速60km/hから一般道路を走行し、風当たりの違いを検証しました。
【5段階レビュー】スクリーンの高さによる風当たりの変化と体感インプレ
それでは、特に変化が大きく分かりやすかった「3つのポジション」をピックアップして、リアルな体感をレビューします。
最下段(1段目):夏向けの設定?首まわりの風と激しい風切音

(※スクリーンを最も低い「1段目」に設定した状態のコックピット)
スクリーンを一番下(1段目)に下げると、前方からの走行風がダイレクトにライダーの上半身に向かって流れてきます。
- 体感:ヘルメットまわりの風切り音が非常にうるさい
- 風の当たる位置:首まわりや胸元に風をしっかりと受ける
この最下段の設定は、冬場は非常に寒さを感じますが、「夏の暑い時期」にヘルメットやウェアのベンチレーションへ積極的に風を取り入れたい時の設定だと感じました。

※なお、2段目(上の写真)に上げると、胸元への風圧は少し和らぎます。
下から3段目:身長167cmの筆者にベスト!最も快適なポジション

(※スクリーンを下から3番目の位置に設定した状態)
最下段を1段目とした時、下から3段目の位置が、私にとって最も好印象でした。
- 体感:風切り音が劇的に静かになり、快適性が向上する
- 風の当たる位置:身体への不快な風圧が消え、程よい風当たりになる
身長167cmの筆者の場合、この3段目の位置が最も風のバランスが良く、長距離ツーリングを一番快適に走ることができると感じました。お気に入りのメインポジションです。

※4段目(上の写真)に上げると、さらに風圧は減少しますが、わずかに風の巻き込み方に変化が出始めます。
最高段(5段目):高い防風効果!ヘルメット上部にのみ風を感じるレベル

(※スクリーンを最も高い「5段目」に設定した状態)
スクリーンを一番上(5段目)まで引き上げると、ウインドプロテクション効果はマックスになります。
- 体感:体幹や首まわりへの風の侵入をほぼ完全にシャットアウトする
- 風の当たる位置:ヘルメットの一番上のあたり(頭頂部)に少し風が当たるのを感じる程度
高速道路を長時間クルージングする際や、雨天時、あるいは冬の寒い時期のライディングには、この最高段の設定が大きな威力を発揮します。
【今後の課題】もう少しヘルメットに当たる風を減らしたい
純正の5段階調整スクリーンは非常に優秀で、高い防風性能を持っています。
しかし、身長167cmの私にとってベストだった「3段目」や最高段の「5段目」であっても、「ヘルメットの頭頂部付近に当たるわずかな風と、それに伴う風切り音」が少しだけ気になりました。
「長距離をより静かに、より快適に走るためには、あと一歩だけ風の流れを上に跳ね上げたい」
そう考えた私は、今後のカスタムプランとして、「スクリーンの上端(エッジ部分)が上向きに反り返っている形状の社外スクリーン」、あるいは純正スクリーンの上部に追加で装着する「アジャスタブル・スクリーンスポイラー」を探して取り付けたいと考えました。
スクリーンの端が反り返っている(スポイラー形状になっている)デザインであれば、走行風をさらに高く整流できるため、ヘルメットに当たる風をさらに少なくできるはずです。
X-ADVの防風効果をさらに高めるカスタムスクリーン&スポイラー
純正スクリーンに満足している方も、もう少し快適性をプラスしたい時におすすめの、世界中で高評価を得ているカスタムパーツをご紹介します。
1. MRA(エムアールエー) ヴァリオツーリングスクリーン(ホンダ X-ADV用)
スクリーンの上端に可変式のフラップ(スポイラー)が装備された、欧州でも絶大な人気を誇る高性能スクリーンです。フラップの角度を調整することで、ヘルメットに当たる風を自由に変えられます。
プロトさんのHPに掲載されています。
私は以前、別の車種でMRAのヴァリオスクリーンを使ったことがありますが、最上部のフラップが視界に入り気になりましたので、できるだけ視界を妨げない「クリア」をおすすめします。
2. Puig(プーチ) クリップオンスクリーン / 可変バイザー
純正スクリーンの上端にクリップで挟むだけで装着できる、汎用のアジャスタブルスポイラーです。スクリーンに穴あけ加工をする必要がなく、手軽に風の流れを上方に反り返らせることができます。
3. GIVI(ジビ) ウインドスクリーン クリア
諸先輩方のレビューを拝見すると、GIVIの D1188ST も評判が良いですね。歪みが少なく、体に当たる風がかなり減るようです。
まとめ:X-ADVの純正スクリーンは優秀!状況に合わせて高さを使い分けよう
ホンダ X-ADVの純正スクリーン調整と、実際の走行風の体感インプレッションをお届けしました。
身長167cmの筆者の場合、普段の一般道ツーリングでは「下から3段目」、高速道路や雨天では「一番上(5段目)」というように、状況に合わせて高さを使い分けるのが最も良いかと思います。せっかく調整できるのですから、使わないのは損です。
見えない部分のビルドクオリティ(品質)の高さに続き、こうしたライダーの快適性を考え抜いた装備の充実度が、本当にこのバイクを買ってよかったと思わせてくれます。
もし、「もっと風切り音を減らしたい」「快適性を極めたい」という方は、ぜひ紹介した社外スクリーンやスポイラーの追加を検討してみてください!
それでは、最高のバイクライフを!