「X-ADVにトップケースを付けて積載量を増やしたい!」
「GIVIのリアラック(SR1188)を買ったけれど、DIYで綺麗に取り付けられるか心配…」
ホンダ X-ADVの積載性を劇的に向上させる定番カスタムが、GIVI(ジビ)製のリアラック・キャリアベース(SR1188)の装着です。
SR1188はベースが付属しておりませんが、ベース付属の中古品を入手して取り付けました。
作業自体は純正グラブバーを外してボルトオンするだけなので非常に簡単なのですが、実際に作業して分かった絶対に無視できない2つの大きな落とし穴(注意点)があります。
それが、「予想以上の重量増」と「リアカウルへの傷・塗装削れ」です。
特にカウルの傷は、対策なしで取り付けると走行時の振動でリアカウルとキャリアが干渉し、愛車の塗装を痛めてしまいます。
今回は、X-ADVにGIVIキャリアを取り付ける際の手順、重量変化の実測データ、そしてリアカウルを傷から完全に守るDIY対策を徹底解説します!

上の写真は、車体に取り付けの終わった状態です。
ちなみに、キャリアステーとキャリアベースで、4,300gありました。
1. 純正グラブバーの取り外しと重量変化の実測
まずは純正のグラブバーを取り外していきます。シートを開けてボルトを外すだけなので、取り外し自体は数分で完了します。

外すボルトは六角穴付きボルト(6mm)で、上の写真の黄色矢印で示した4本です。
ここで気になるのが、「キャリア装着によってどれくらい重量が増えるのか?」という点です。X-ADVは重心位置や取り回しの軽快感も魅力のバイクですので、パーツの重量計測を行いました。
純正パーツ vs GIVIキャリアの重量比較
| パーツ名称 | 単体重量 | 左右合計・全体重量 |
| 純正グラブバー | 片側 735 g | 1,470 g(約 1.47 kg) |
| GIVI SR1188(中古キャリアベース) | — | 4,300 g(約 4.30 kg) |
| 重量増(差分) | — | + 2,830 g(約 2.83 kg 増) |

純正グラブバー(片側)のボルトを含めた実測重量は735gでした。

GIVIのキャリベースは、ステーも含めて約4,300gでした。
計測の結果、純正グラブバーを取り外してGIVIのキャリアベースを装着すると、約2.83kgの重量増となることが判明しました。
車体の一番高い・後ろの位置に約2.8kgの重量が加わるため、トップケース自体の重さも合わさると取り回しや押し引き時にズッシリとした重みを感じるようになります。
取り付けボルトは六角穴付きボルト(5mm)です。
2. 【閲覧注意】キャリア装着でリアカウルに傷がつく接触ポイント!
作業を急ぐあまり、対策をせずにそのままGIVIのキャリアベースを仮組み・固定したところ、ショッキングな出来事が起きました。
なんと、キャリアベースのステー部分がリアカウル(外装カウル)と直接干渉し、両側のカウルに傷がついてしまったのです。

上記の黄色い丸印の位置は、キャリアベースとリアカウルが非常にギリギリのクリアランス(隙間)になっており、ボルトを締め込む際や走行中の振動で簡単に接触してしまいます。

キャリアベースとリアカウル(右側)の接触部の写真です。黄色い矢印が指している部分が傷付いた箇所です。

写真の通り、右側も左側もキャリアベースの角が当たって塗装が白く削れてしまいました…。
さらに将来的にパニアケース(サイドケース)用のステーを追加固定する場合、さらにこの部分へ大きな荷重と干渉のリスクがかかることになります。
これから作業される方は、「絶対に保護なしで仮組み・固定をしないこと」を強くお伝えしたいです!
3. カウル傷防止の決定版!デイトナ「プロテックパッド」による保護対策
ついてしまった傷はショックですが、これ以上カウルが削れるのを防ぎ、今後の干渉を防ぐために傷防止シートを施工しました。
使用したのは、バイク用キズ防止フィルムとして信頼性の高いデイトナ(DAYTONA)製「プロテックパッド(品番: 13083)」です。

このプロテックパッドは厚みと柔軟性があり、「貼ってはがせる」透明な厚手保護パッドです。
施工手順と加工のコツ
- カウルの接触ポイント周辺の油分やホコリをコーティング剤(ここではシュアラスターのゼロフィニッシュ)で綺麗に清掃する。
- カウルの形状とキャリアベースの接触面に合わせ、ハサミで小さく切り出す。
- 接触する位置へ貼り付ける。

リアカウルに貼り付けられるように、プロテックパッドをカットする。

リアカウル(右側)の接触部にプロテックパッドを貼り付ける。

リアカウル(左側)の接触部にプロテックパッドを貼り付ける。

右側のリアカウルにプロテックパッドはった様子。
写真のように、カットしたプロテックパッドをカウルとスチールステーの間に挟み込む形で貼り付けました。
透明パッドなので目立たず、キャリアが直接カウルに当たって削れるのを完全にシャットアウトできます!
4. X-ADVへのキャリア取り付けに必要なおすすめアイテム
今回の作業で使用したアイテムおよび必須の保護用品です。DIY作業前に揃えておくことで、愛車を傷つけずに安全なカスタムが可能になります。
1. デイトナ(DAYTONA)バイク用キズ防止 プロテックパッド(品番: 13083)
カウル削れを防ぐ命の保護フィルム。取り付け作業「前」に必ず購入して貼っておくことを強く推奨します!
2. GIVI(ジビ)バイク用 リアラック SR1188(X-ADV専用)
トップケース(モノキー/モノロック)を装着するための必須キャリアラックです。
また、サイドキャリアステーを取り付けるためににも必須のパーツです。
※ MONOKEY / MONOLOCKベースは別売です。
3. KTC・TONE ヘキサゴンソケット&ラチェットレンチセット
トルクをかけてガッチリ固定するため、精度の高いヘキサゴンソケットレンチの使用が安心です。
まとめ:傷防止対策を行って安全&快適な積載カスタムを楽しもう!
ホンダ X-ADVへのGIVIリアラック(SR1188)取り付け作業のポイントをまとめます。
- 作業自体はボルトオンで非常に簡単
- 純正グラブバー(1.47kg)からGIVIラック(4.3kg)への変更で約2.8kgの重量増になる
- 対策なしで取り付けるとリアカウルに接触して傷がつく
- デイトナの「プロテックパッド」を事前に貼ることで傷を100%防止可能
「せっかくの愛車に傷がついてしまって後悔した…」ということにならないよう、これからGIVIキャリアを取り付ける方は、ぜひプロテックパッドによる保護をセットで行ってみてください!