みなさん、こんにちは。
バイクのカスタムの中でも、個性が出る自作マッドガード。自分必要とする機能を有する一方で、「自作品だからこそ、どうメンテナンスすればいいのかわからない」「すぐに劣化してしまうのでは」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、マッドガードのメンテナンスは、単に見た目を良くするためだけではありません。泥や砂が固着したまま放置すると、塗装の劣化はもちろん、素材自体のひび割れや破損につながり、最悪の場合、走行中の安全にも影響を及ぼします。
この記事は、自作マッドガードを新品同様の状態に保ち、寿命を延ばすための専門的な知識を、誰でも簡単に実践できる3ステップの手順で解説します。
愛車の輝きと安全性を守るため、ぜひ最後までお読みください。
自作マッドガードとは
主にリアサスペンションを、リアタイヤが巻き上げる泥はねから守るために自作したものです。自作リアマッドガードを取り付けた時の記事はこちらをご覧ください。
なぜ自作マッドガードのメンテナンスが欠かせないのか
見た目の劣化を防ぎ、カスタムの美観を永く保つため
マッドガードの役割は、泥や水しぶきを跳ね上げから防ぐことです。その特性上、最も過酷な汚れに晒されるパーツと言えます。自作したばかりの美しいマッドガードも、手入れを怠ると色褪せたり、素材によっては曇りやひび割れが発生し、せっかくのカスタムの美観が台無しになります。定期的なメンテナンスは、常に最高のコンディションを保つための基本行動となります。この一手間が、愛車全体の価値を維持することにつながります。
走行中の安全性を確保し、思わぬ破損を防ぐため
自作マッドガードの場合、既製品よりも素材の組み合わせや取り付け方法が多岐にわたります。泥や水分、紫外線による劣化が進行すると、素材が硬化したり、逆に脆くなったりする可能性があります。特に、高速走行中にマッドガードの一部が破損し、タイヤや駆動系に接触するような事態になれば、大事故につながる危険性も否定できません。定期的な洗浄と点検は、素材の異常を早期に発見し、安全にバイクライフを楽しむための、非常に重要なセルフチェックとなります。
メンテナンスに必要な道具と材料を揃える
基本の洗浄道具と、素材を傷つけない洗剤の選び方
マッドガードのメンテナンスを始める前に、適切な道具を準備することで、作業効率と仕上がりが格段に向上します。まず、基本となるのは「中性洗剤」です。研磨剤入りの洗剤や強すぎるアルカリ性の洗剤は、自作マッドガードの繊細な塗装や素材を傷つける可能性があるため、必ずバイク用または中性のカーシャンプーを選びましょう。洗う際には、砂や小石を巻き込まないように、柔らかいマイクロファイバークロス、またはウレタン製のスポンジを使用してください。これらの道具はオンラインショップでも手軽に揃えられ、あなたのメンテナンス作業の強力な味方となります。
ちなみに、私の使用している洗剤を紹介しておきます。薄めて使うので経済的です。
素材別の保護・艶出し剤(コーティング剤)の活用
メンテナンスの最終仕上げは、保護・艶出し剤(コーティング剤)の塗布です。バイクのパーツを長持ちさせる鍵は、この保護膜にあります。
- FRP・プラスチック製: 紫外線による劣化を防ぐUVカット効果のあるワックスや、樹脂専用のコーティング剤が最適です。
- カーボン製: 特殊なクリア塗装が施されていることが多いため、高光沢のガラス系コーティング剤で艶を出し、保護力を高めましょう。
- アルミ・金属製: 錆(サビ)や腐食を防ぐために、金属パーツ専用の防錆スプレーやワックスで表面を密閉することが重要です。
これらの専用保護剤を使用することで、撥水効果が高まり、次のメンテナンスが格段に楽になります。
自作マッドガードはゴム製品ですので、清掃するだけにとどめました。
自作マッドガードの点検
※清掃してから点検したほうが良いのかもしれませんが、今回は、汚れ具合なども確認したかったので清掃前に点検しています。
ピボットシャフト交換作業によって、リアタイヤを外しております。

リアタイヤを外したので、自作マッドガードがじっくりと点検できます。
自作マッドガードの点検・結果・対策

自作マッドガードをよく観察したところ、以下のことが分かりました。
- マッドガードの左側がスイングアームに接触しそう
- マッドガードの下端の中央部にリアタイヤにこすれた跡がある
では、それぞれの対策です。
スイングアームと接触しそうな部分についてはハサミでカットしておきました。
リアタイヤにこすれた跡については、常にタイヤとこすれているわけではなさそうで、風やスイングアームの角度によってこすれる時がある、という程度と判断しました。
ですので今回は対策は何もしないことにしました。

そしてもう1点、マッドガードと車体の連結部を見てみると、固定用の透明プラ板に砂が溜まっていることが分かりました。

砂が溜まっている箇所の拡大写真です。
この透明プラ板は、曲線部に合わせるため薄いものを使用しています。薄いため、2枚重ねにしたのですが、その2枚の間が少し浮いていて、そこに砂が入ったようです。
これはフロントフェンダーエクステンションを点検したときと同じ、「隙間に砂が入る」という減少です。
今回は時間がありませんでしたので、フロントフェンダーエクステンションに行った対策と同じことをしようと思います。(興味のある方は、下記記事をご覧ください)
最後に、せっかくリアタイヤが外れてますので、普段では手の届きにくいところの清掃をしておきます。

私は清掃には、「VuPlex」を使用しています。
汚れ落としと同時に部材を保護してくれます。



