「X-ADVで走ると、リアサスペンションやスイングアームが砂利や泥でドロドロになる…」
「泥除け(スプラッシュガード)を付けたいけれど、安物の2分割タイプと有名メーカー品、どっちを選ぶべき?」
ホンダ X-ADVオーナーの多くが悩まされるのが、リアタイヤが巻き上げる「強烈な泥ハネ・砂利の飛び散り問題」です。
純正状態のままだと、跳ね上げられた小石や砂粒がリアサスペンションのロッドやスイングアーム、テールカウルに直撃し、車体の傷やサスシールの劣化を引き起こしてしまいます。
そこで筆者は、高い防風・整流技術で世界的に定評のある「プーチ(Puig)製スプラッシュガード(リアインナーフェンダー / マットブラック仕様)」をDIY装着しました!
※具体的な取り付け手順やフィッティングの様子は、こちらの過去記事で詳しく解説しています。
今回は装着後の検証編として、「実際に400km走行してみて、泥ハネ・砂利の飛散がどれだけ防げたのか?」を写真付きで徹底レビューします!

1. 【装着前】純正状態での砂利・泥ハネの深刻なダメージ
まず、スプラッシュガードを取り付ける前の車体の汚れ具合を振り返ってみます。

未対策の状態で走ると、ウインカーの上面やスイングアーム、サブフレーム周辺に「粗い砂粒や小石混じりの汚れ」がびっしりと直撃していました。
この粗い砂粒がやっかいなのは、走行時の摩擦で車体に線傷(スリ傷)をつけるだけでなく、露出しているリアサスペンションのインナーロッドに砂粒が付着し、オイル漏れやシール破損の原因になる点です。
2. 【400km実走検証】プーチ装着後の劇的な汚れパターンの変化!
スプラッシュガード(マットブラック)を装着し、400kmのツーリングテストを行いました。
テスト条件
- 走行距離:約400km
- 天候・路面:夏の晴天時(ドライ路面メイン、山間部トンネル内のウェット・水滴路面を通過)※スプラッシュガード装着前とほぼ同条件のルートを走行。

スプラッシュガード装着前の泥はねの状況です。上の写真は約3kmの濡れた路面のトンネルを走った直後のものです。

スプラッシュガード装着後の、似たアングルの写真。上の写真は晴天時に400km走り、5~6箇所の濡れた路面のトンネルを走った後のものです。


実走して分かった3つの劇的効果
- 粗い砂粒・小石の直撃が「完全にゼロ」に!写真を見ると、プーチのフェンダー上面やアンダーカウル裏にうっすらと水しぶきの跡がついていますが、以前のようなジャリジャリした大きな砂粒は一切付着していません。
- リアサスペンションへの泥ハネは「皆無」レベルスイングアームの奥(サスペンション周辺)を確認したところ、水しぶきに含まれる微細な粉塵が付いている程度で、サスペンション本体への直接の泥ハネは皆無と言っていいほど完璧にブロックされていました。


- ナンバー周り・トップケースへの巻き上げも大幅低減リアタイヤ後方のナンバーブラケットやトップケース底面にも微細なミスト汚れは見られますが、車体やボックスを傷つけるような砂の直撃はしっかりと防がれています。


3. 洗車・日常メンテナンスの手間が劇的にラクになった!
このスプラッシュガードを装着して最も感動したのが、ツーリングから帰ってきた後の「日常メンテナンスの快適さ」です。
- 洗車前の「砂払い」が不要に!以前はボディやスイングアームを拭く前に、砂粒でボディを擦って傷をつけないよう、入念に砂を水で洗い流す必要がありました。
- サッと水拭きするだけで綺麗になる装着後は車体に粗い砂粒が乗っていないため、マイクロファイバークロス等で優しく水拭きするだけでツルツルに仕上がります。「愛車に洗車傷がつく恐怖」から解放されたのは大きなメリットです。
4. なぜAmazon等の「安価な2ピース別体品」ではなく「プーチ製」なのか?
現在、ネット通販では「リアフェンダーカウル」と「スイングアームマッドガード」がそれぞれ多数販売されています。
しかし、筆者があえてプーチ(Puig)の一体型スプラッシュガードを選んだのには明確な理由があります。
安価な2ピース分割品 vs プーチ製一体型の比較
| 比較項目 | Amazon等の安価な2ピース別体品 | プーチ(Puig)製 スプラッシュガード |
| 役割・機能 | 2個付けてようやくサス&リアをガード | これ1つで「サス防護」と「リア泥除け」の2役を完結 |
| 重量・バネ下荷重 | 部品点数が多く、バネ下重量が重くなる | 1ピース設計のため軽量でサス追従性を損なわない |
| 剛性・走行安定性 | 接合部が多く、走行中のガタツキや共振の懸念 | 専用ステーで高速走行でも一切バタつかない |
| パーツ・車体干渉 | 各パーツ同士やマフラー等への干渉リスク | メーカーが車種専用に設計しているため完全ボルトオン |
| デザインの一体感 | 別体感がありチグハグになりやすい | マットブラックの質感と流麗なラインが車体に完璧にマッチ |
2つのパーツを取り付けると、ステー同士の干渉やボルトの緩み、バネ下荷重の増加など心配事が増えてしまいます。
プーチ製スプラッシュガードは、メーカーが「これ1つで完全に泥ハネを防ぐ」ために専用開発しているため、剛性感もデザインのまとまりも段違いです。400km走行中もバタつきやビビリ音は一切感じられませんでした。
5. X-ADVのリア泥除け・洗車におすすめのアイテム
今回のカスタムで使用したアイテムおよび洗車メンテナンス用品をご紹介します。
1. プーチ(Puig)リア スプラッシュガード / インナーフェンダー(X-ADV専用)
これ1つでリアサス保護とリア泥ハネ防止の2役を果たす最強マッドガード。マットブラックとカーボン調の2色展開です。
2. シュアラスター(SurLuster)ゼロフィニッシュ(高撥水ガラスコーティング)
スプラッシュガードや車体樹脂部にスプレーしておくだけで、泥汚れの固着を防ぎ水洗いで簡単に落とせるようになります。
3. 高吸水・極細マイクロファイバークロス 3枚セット
デリケートなバイクのカウルやスイングアームを傷つけずに素早く拭き上げる必須アイテム。
安価なものは生地が薄く、コーティング剤の塗布にはあまり向かないと思っていますので、少し高価ですが愛車を傷つけないために、良いクロスを使いましょう。
まとめ:愛車を飛び石・砂利ダメージから守る必須カスタム!
ホンダ X-ADVへのプーチ製スプラッシュガード装着・400km走行レビューをまとめます。
- スプラッシュガード1つで「リアサスへの泥ハネ」と「車体後方への飛散」をダブルで防止
- 粗い砂粒の直撃がなくなるため、車体やサスペンションの小傷リスクを劇的に低減
- 走行後の拭き掃除・洗車メンテナンスが驚くほど簡単になる
- 2ピース別体品と比べて軽量・高剛性で、高速走行でもバタつきが一切ない
「リアサスを砂埃から守りたい」「雨上がりやトンネル走行後の掃除をラクにしたい」というX-ADVオーナーにとって、間違いなく費用対効果抜群のカスタムです。ぜひ導入を検討してみてください!