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T-REV(減圧バルブ)の取り付け方|G650GSに純正ホースを切らずに付ける手順

2023-02-24

みなさん、こんにちはBooです。

G650GSに減圧バルブを取り付けたお話しです。

単気筒のバイクは振動が強かったり、エンジンブレーキが強かったりするのが特徴です。
発熱が少なかったり、エンジンを軽くできたり、車体をコンパクトにできたりして筆者は単気筒が好きです。

しかし、単気筒の振動の強さは手やお尻がしびれるなどのデメリットもあります。
振動を減らす方法の1つとして減圧バルブの取り付けが挙げられます。

ここではG650GSに減圧バルブを取り付けた様子を紹介します。

減圧バルブは色々とありますが、ここではTERAMOTOさんの「T-REV」を取り付けることにしました。

さて、G650GSでのT-REVの取り付け場所は、兄弟車であるF650GSを参考にします。TERAMOTOさんのHP(https://www.teramoto.biz/trev_fit.html)には、G650GSの取付場所は掲載されていないのですが、F650GSへの取付場所は公開されています。
両車両はほぼ同じエンジンですので参考にしました。

用意したもの

【工具】

  • Clic R用のホースクランププライヤー
  • 金物用のこぎり(元々車両に付いているブローバイホースを使用する場合は不要)
  • 金物用ヤスリ(元々車両に付いているブローバイホースを使う場合は不要)

【部品】

  • T-REV (ブローバイ径φ9、シム板0.07mm)
  • タイラップ
  • ※元々車両に付いているブローバイホースをカットしてT-REVを取り付ける場合は、下記は必要ありません。
    筆者は車両をノーマルに戻す時のことを考えて、別のブローバイホースを用意しました。
  • キジマ ブローバイホースφ9mm(型番:105-0879)
  • POSH 補修用ウインカーステーボルト M8×30mm(型番:010201-30)
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作業手順

取付位置の確認

まずはブローバイホース位置の確認です。
写真に黄色矢印で示したのがブローバイホースです。クランクケースの右側から出て、フレーム、ラジエーターホースの近くを通り、エアクリーナーボックスに繋がっています。

BMW G650GSのエンジン右側クランクケースからエアクリーナーボックスへ伸びる、純正ブローバイホースの取り回し(黄色矢印での解説)

T-REV取付場所の決定

T-REVはクランクケースに近く、タイラップでフレームに固定できそうな場所(下記、黄色の部分)あたりに取り付けることにします。

G650GSのフレーム付近、減圧バルブT-REVを割り込ませる予定のブローバイホース設置位置(黄色枠のマーキング)

ブローバイホースの取外し

まずは、クランクケース側から外します。(これには後述する理由があります)
ブローバイホースは、クランクケース側に「Clic R」というクリップで取り付けられているので、そのクリップを外して引っこ抜きます。
小心者の筆者は引っこ抜いた後に、異物がクランクケースに入ることを懸念し、ビニール袋で異物が入らないようにフタをしておきました。

クランクケース側に採用されている特殊なホースバンド「Clic-R(クリックアール)」とブローバイホースの接続部

ブローバイホースのクランクケース側は、Clic R(クリップ)で止めてあります

ブローバイホースの上下に取り付けられている「Clic R(クリックアール)」と呼ばれるものです。
これを外すときは、マイナスドライバーやプライヤーを駆使すればなんとか外せますが、専用工具がありますのでそちらを使った方が便利で早いです。

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次に、エアクリーナーボックス側を外します。
エアクリーナーボックス側はネジ止めになっているため、ブローバイホースを回転させる必要があります。
ブローバイホースを回転させられる状態にするために、先にクランクケース側を外したというわけです。

G650GSのエアクリーナーボックス側にネジ方式で接続されているブローバイホースのジョイント部分

ブローバイホースのエアクリーナー側はネジ方式で取り付けられています

ブローバイホースの準備
(元々車両に付いていたブローバイホースを使う場合は必要無い作業)

ブローバイホースのエアクリーナーボックス側に、中空ネジを取り付けます。
中空ネジは、POSHの補修用ウインカーステーボルト M8×30mm を使います。
ウインカーステーボルトの頭を、金物用のこぎりで落とし、ヤスリでバリを取ります。

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金切のこぎりを使用して、POSH製ウインカーステーボルト(中空ボルト)の六角頭を切断加工するDIYメンテナンス作業

中空ボルトの六角部を切り落とします

加工した中空ボルトと純正ブローバイホースの先端を並べ、ネジの突き出し量とサイズが一致しているかを確認する様子

中空ボルトが純正ブローバイホースの先と同じか確認します。

ノギスで、加工した中空ボルトの突き出し量を測っているところ

ボルトの突き出し量を確認します(純正ホースの先と同じ長さに合わせました)

カットした中空ボルトを、別途用意したブローバイホースに差し込み、クリップで固定しました。
固定した状態で、ブローバイホースをエアクリーナーにねじ込んでいきます。

加工済み中空ボルトを挿入したキジマ製ブローバイホースを、エアクリーナーボックス側へ確実にねじ込んで接続した状態

ブローバイホースに、切断した中空ボルトを差し込み、金属クリップで固定。エアクリーナーボックスにねじ込みました。

ブローバイホースをカットして、T-REVを取り付ける

エアクリーナーボックス側のブローバイホースを固定したら、「T-REV」を取り付けたい位置でホースをカット。
カットしたところに「T-REV」を取り付けます。

T-REVを取り付けたあとのG650GSのエンジン右側の全体

完成!
T-REVの重さでブラブラしないように、所々をタイラップで固定しておきました。

T-REVを取り付けたら、ブローバイホースやT-REVをタイラップで、フレームなどに固定します。
ブローバイホースとT-REVの接続にはタイラップを使用しました。
T-REVのボディはアルミなので、金属のクリップを使うと締め付けが強すぎるかと思ったからです。

T-REVのアルミボディを傷めないよう、金属クリップではなくタイラップを使用してブローバイホースとT-REVをフレームに固定した様子

T-REVはアルミなので金属のクリップではなくタイラップで止めました

さて、これで取り付け完了です!

取り付け作業は特に難しい事はなかったです。
取り付け後は、「付けて良かった~」の一言です。

このT-REVは約3年使い、G650GSを手放す前にノーマルに戻すため取り外しました。その間トラブルはありませんでしたが、定期的なメンテナンスは必要でした。メンテナンスはT-REVのメンテナンス(その1)、取り外しはT-REVを外す記事で紹介しています。

インプレッションはこちらの記事を参考にしてください。

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NAGバルブの取り付けについては、こちらの記事で紹介しています。

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