みなさん、こんにちは。
XR250 の中古のピストンを手に入れたので、洗う前にピストンリングを外しました。
この記事では、ピストンピンを抜いてから、ピストンリングを指で1本ずつ外すまでの手順を写真で紹介します。外したリングはまた使うつもりなので、順番と向きがわからなくならないように気をつけました。
作業の様子は、動画(約4分)でも紹介しています。
先に結論
- ピストンピンのクリップは飛びやすいので、透明な袋の中で外す
- リングはトップ・セカンド・オイルの順に、合い口に指をかけて外す
- 片側が溝から外れたら、少しずつ全周を外す
- オイルリングは細い金属の棒を使った
- また使うなら、表と裏・上からの順番がわかるように並べて置く
| 部品 | ホンダ XR250 のピストン(中古で購入) |
| かかった時間 | 約15分 |
| 難しさの目安 | 初めてだと苦戦すると思う |
| 道具 | 指、爪楊枝のような細い金属の棒、透明な袋 |
| 外したリング | また使う予定 |
ピストンピンを抜く
クリップは透明な袋の中で外す

最初に、ピストンピンを留めているクリップを外します。
このクリップは、外した瞬間に飛んでいきやすい部品です。私は透明な袋の中で作業しました。実際に、袋の中で少し飛びました。袋がなければ、どこかへ行ってしまったと思います。

クリップを外すと、ピストンピンが抜けました。
ピストンリングを上から外す
ピストンリングは3本あります。燃焼室に近い側(上)から、トップリング、セカンドリング、オイルリングです。
この順に、上から外していきます。リングは指だけで外しました。
トップリングの合い口に指をかける

まず、トップリングの合い口(リングの切れ目)を探します。

合い口に指をかけて、リングを少し広げます。
片側が外れたら少しずつ全周を外す

リングの片側が溝から外れたら、そこから少しずつ、全周を外していきます。

一気に広げると、リングが折れたり、ピストンに傷を付けたりしそうなので、少しずつ外しました。

トップリングが外れました。
セカンドリングも同じように

2本目のセカンドリングも、同じように合い口から片側を外します。

あとは全周を少しずつ外します。
オイルリングは細い金属の棒で

いちばん下のオイルリングだけは、爪楊枝のような細い金属の棒を使って外しました。
外したリングは順番と向きがわかるように並べる

外したリングは、また使う予定です。そのため、表と裏、それに上から何本目かがわかるように並べて置きました。
写真の下の3本がオイルリングです。オイルリングは3枚に分かれていて、波形の「エキスパンダー」を、薄い2枚の「サイドレール」で上下からはさむ形になっています。
苦戦するところ
作業は15分ほどで終わりました。ただ、初めてだと苦戦すると思います。
- クリップが飛ぶ(袋の中で作業する)
- リングを広げすぎると折れそうで、力の加減が難しい
- 外したリングの順番と向きがわからなくなりやすい
このあと
リングを外したピストンは、アルカリ洗浄剤の KMC-500 に漬けて洗いました。
いずれ、XR250 のエンジンのオーバーホールの記事と動画も出す予定です。
まとめ
- 中古で買った XR250 のピストンのリングを、指で外した
- ピストンピンのクリップは、透明な袋の中で外す
- リングは上から1本ずつ、合い口から少しずつ外す
- オイルリングは細い金属の棒を使った
- また使うなら、表と裏・上からの順番がわかるように並べる
※本記事は筆者(自己整備のアマチュア・整備士資格なし)が自分でやった方法です。ピストンリングの扱いは、サービスマニュアルもあわせて確認してください。