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XR250 ME08とMD30のフロントフォーク(その1/3)

みなさん,こんにちはBooです.

HONDAのXR250には,公道走行のできないレーサー車両のME08と,公道仕様のMD30があります.
その違いについては諸先輩方の情報をみていただくとして,ここでは私が手に入れた中古のフロントフォークが偶然にもME08仕様?だったので紹介したいと思います.

まず違いに気付いたのが,フォーク下端のセンターボルトです.

あれ?こんなゴムのフタが付いてたっけ??

フロントフォークの真下の部分です.中央に黒いゴムが見えます.MD30ではゴムは付いていないはずです.

ゴムをめくってみると,なんと圧側の調整機能でした!!

外したゴムの部分には「COMPRESSION ADJUSTABLE」「HARD SOFT」の記載が見えます.

もし,このフォークがME08のものであれば,スプリングもMD30のものとは異なるはずです.
MD30のスプリングは,下図(パーツリストより引用)の4番と5番のレートの異なる2つのスプリングがはいっています.
ちなみに,センターボルトとは20番のことです.

トップキャップを緩めてみます.

ピンボケですみません.トップキャップを緩めました.最初はインパクトドライバで緩めました.

出てきたスプリングは,MD30のものではありませんでした!!
これで,スプリングとセンターボルトはME08仕様であると推測されます.(まったく別のスプリングがはいっている可能性もありますが...)

さて,ここまで分解したら,フォークオイルを抜くためにしばらく放置しておきます.

フォークを逆さまにしてしばらく置いておきます

完全なME08仕様であれば,上図の16番と19番もMD30のものとは異なるはずです.ですが,私はそれらがどのように異なるかを知りませんので検証が難しいです.
とりあえず手持ちのMD30のフォークをバラして部品を比べてみたいと思います.

今日はここまででございます.

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