TDM900A の次に乗ったのが、トライアンフのタイガーエクスプローラーです。2016年から2020年まで、約1.5万km乗りました。
私にとって初めての3気筒で、初めてのリッターバイクでした。このバイクに乗るようになって、日帰りで遠くまで走りに行くようになりました。
この記事では、タイガーエクスプローラーを買ったいきさつと、乗って気に入ったところ、乗り換えを決めた理由をまとめます。
先に結論
- ずっとブログを読んでいたバイク屋の中古車を買った
- 3気筒の音と、振動の少なさ、パワーが気に入った
- 200kmくらいなら気軽に走りに行けた
- 立ちごけと車体の大きさで、乗り換えを決めた
タイガーエクスプローラーとは

タイガーエクスプローラーは、トライアンフの大型アドベンチャーバイクです。2012年型は、1215cc の水冷並列3気筒エンジンを積み、後輪はシャフトドライブで駆動します。
海外の資料では、装備重量は約259kg、シート高は837〜840mmとされています(出典:Bennetts BikeSocial、Ultimate Motorcycling ほか)。
私の車両は、たしか2012年式の標準モデル(XC ではないほう)でした。
ずっと見ていたバイク屋の中古車
当時、岐阜にある一軒のバイク屋さんのブログを、ずっと読んでいました。バイクが本来持っている性能をきちんと出せるように整備する、という考え方のお店です。
いつか自分のバイクも、このお店に整備してもらいたい。そう思っていたところ、そのお店で使っていた中古車が売りに出されました。
金額は約140万円で、私には少し無理をした買い物でした。それでも、あのお店が手を入れてきた車両なら、と思い切って買いました。
初めての3気筒
それまで私が乗ったのは、多くても2気筒のバイクでした。3気筒はこのタイガーエクスプローラーが初めてです。
- エンジンの音が良い
- 振動が少ない
- アクセルを回したぶんだけ、そのまま加速する
TDM900A の2気筒のドコドコ感が私には強すぎたので、3気筒のなめらかさはとても気に入りました。
日帰りの遠出が楽しみに

このバイクを手に入れてから、日帰りで遠くまで走りに行くようになりました。ビーナスラインや志賀草津道路などを走りに行ったのは、いい思い出です。
200kmくらいの距離なら、気軽に乗っていける。この感覚が、私はとても気に入っていました。
車体の剛性が高く、どんな道でもピタッと安定して走ってくれたのも、遠出が楽しかった理由だと思います。シャフトドライブなので、チェーンの手入れがいらないのも楽でした。
サスペンションのスプリングを交換

前後のサスペンションのスプリングを、Hyperpro(ハイパープロ)のものに交換しました。
交換すると、乗り心地が良くなりました。路面の段差やギャップを、よく吸収してくれる感じになりました。
部品は国産車の純正品を流用


タイガーの部品を調べていると、国産バイクの純正部品と同じものが使える部品があると分かりました。
トライアンフの部品を取り寄せるより安く、早く手に入ったので、自分で整備する私にはとても助かりました。写真は、そうして手に入れたホンダとスズキの純正部品です。
エンジンの熱への対策

タイガーは、走っているとエンジンがかなり熱くなり、足元も熱くなりました。
その対策として、燃料の濃さを変えるブースタープラグを付け、そのあとサブコンピューター(燃料の噴射などを調整する追加の機器)のパワーコマンダーを入れました。
パワーコマンダーを入れてからは、低い回転から力強く走るようになり、振動も減りました。エンジンから伝わる熱も、マイルドになったと感じています。
※燃料の調整を変える部品は、排出ガスやメーカー保証に関わることがあります。取り付ける前に、製品の説明と保安基準を確認してください。
立ちごけで「乗れないかも」
このバイクでも、一度だけ立ちごけをしてしまいました。重い車体を引き起こすのにとても苦労し、そこで一気に「もう乗れないかも」という気持ちが出てきました。
サイドパニアを付けると車体はさらに大きくなり、細い道や山道に入っていくのも、少しためらうようになりました。
乗り換えを決めた理由
もともと私がバイクを選んだのは、車よりも気軽に乗れる乗り物だったからです。
ところがタイガーエクスプローラーは、気合を入れないと乗り出せないバイクになっていきました。乗る機会もだんだん減り、気軽に乗れないなら本末転倒だと感じて、乗り換えを決めました。
手放すときはヤフオクに出し、約75万円で落札されました。売ったときの詳しい話は、こちらの記事にまとめています。
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まとめ
- 憧れのバイク屋で使われていた車両を、少し無理して買った
- 3気筒の音とパワー、安定感で、日帰りの遠出が楽しくなった
- 立ちごけと車体の大きさで、気軽に乗れなくなった
このあと私は、200kgより軽い大型バイクを探して、G650GS に乗り換えます。その流れは愛車遍歴の記事にまとめています。
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※本記事は筆者(自己整備のアマチュア・整備士資格なし)の体験です。サスペンションや燃料まわりの部品交換、他車種の部品の流用は、サービスマニュアルや説明書の手順を守り、自己責任で行ってください。