みなさん,こんにちはBooです.
今日はG650GSのフロントブレーキスイッチ交換の完成編です.
ブレーキスイッチの取り回しを確認しながら,ケーブルを固定しているタイラップを切断していきます.
ブレーキスイッチのケーブルは,上の写真の黄色い選を通っています.
ブレーキスイッチのケーブルは,ハンドルからステムの近くを通り,右側フロントフォークの内側を通って,フレームをくぐって車体の左側に抜けています.
ちなみに,ブレーキスイッチケーブルは黒地にグレーの線が入っていますので,それが他のケーブルと見分ける目印になります.
ブレーキスイッチケーブルは,メインフレームの下側を通って,車体の左側に抜けています.
上の写真は,車体の左側から撮影した写真です.
車体の右側から来たケーブルは,黄色い線のように,フレームの裏を通っています.
フレームの裏(下)を通ってきたケーブルが,バッテリー近くでコネクタ近くに出てきます.
ここまでケーブルを這わせることができれば,ケーブルの取り回しは完了です.
さて,では新品のケーブルを這わせていきます.
ハンドルスイッチを仮固定して,コネクタ側をステム付近からフレームへ.
ケーブルは,フレームの下をくぐらせて車体の左側に這わせます.
ケーブルが車体の左側に出てきたら,リザーバータンクとフレームの間を通していきます.
さて,ここが難関です.
フレームの下側から,コネクタを上に出さないといけないのですが,樹脂パーツをずらさないとコネクタが通る空間を確保できません.
樹脂パーツは,フレームから出ている突起に固定されているので,それを外す必要があります.
狭くて手が入りにくい上に,力が必要ですので難儀します.
樹脂パーツがフレームから外れた状態です.
フレームから生えているキノコ状の突起に樹脂パーツがはめられています.
先ほどの図と同じですが,樹脂パーツを外せば,コネクタを通せる空間ができます.
コネクタが通れば,ケーブルの余った部分をすき間に収納して,コネクタを指せばブレーキスイッチの交換は完了です.
あとは,逆の手順で外した部品等を元に戻していけば作業終了です.
かなり大変な作業でしたので,この記事がどなたかの参考になれば幸いです.