みなさん,こんにちは.
リアサスペンションを砂・泥から守ろう
バイクのリアサスペンションが,リアタイヤの巻き上げる砂や泥で汚れる車両があります.
例えば下のような車両(G650GS)ですね

上の写真では,リアサスペンションとタイヤの間に,リアサスペンションをガードするものがありません.
そのため,リアタイヤが巻き上げる砂・泥・水でリアサスペンションが汚れてしまいます.
リアサスペンションとリアタイヤの間にガードを入れる
今日は,このリアサスペンションをガードするものを自作しましたので紹介します.

まずは,リアサスペンションマッドガードを取り付ける部分の部品を外して単体にします.
上の写真の黄色点線で囲った箇所についている部品を外します.

こちらが外した部品です.
マッドガードを取り付ける部分に穴を開けてボルトを取り付けます.
部品名は,リアフェンダーの「Wheel cover, front section, black, rear」というパーツです.

こちらが反対側から撮影した写真です.

このボルトの位置に合わせて,2~3mm厚のゴム板に穴を開けていきます.

ゴムにボルトをつけて固定するだけだとゴムの劣化などですぐ脱落すると思われます.
ですので,透明なアクリル板で固定することにしました.
固定に使うのは薄い板状のものなら何でも良いと思います.これはたまたま手元にあったので使っただけです.

念の為,アクリル板は二枚重ねにしました.

ゴムに開けた穴に合わせて,アクリル板に穴を開けていきます.

穴が空きました.

ボルトにゴム版を固定していきます.
局面ということもあり,穴の位置がズレたので,アクリル板も多少歪んでますが強引に取り付けました.
ちなみに,ナットはセルフロックナットを使用して,念の為ネジロック剤も塗布しました.

反対側から見るとこんな感じです.

車体に取り付けます.

スイングアームに合わせて,ゴム板をカットしていきます.
ゴム板が長すぎるとタイヤに巻き込まれる可能性もありますので,できる限り短く,そしてスイングアームに接触しないようにカットします.
自作マッドガード,その効果は?

さて,試走してきました.
ゴム板は少しスイングアームに接触していますが,タイヤにはギリギリ接触していなさそうです.

違う角度から見るとこんな感じです.

そして,肝心のリアサスペンションは....
汚れてません!
一旦は成功ですが,ゴム板のスイングアームとのこすれや,タイヤへの巻き込みなどを今後注意してみていきたいと思います.