みなさん、こんにちは。
「もし、誰もいない山道でバイクが止まったら……?」
ライダーなら一度は想像したことがある不安だと思います。山の中では、頼れるのは自分と積んでいる工具だけです。
この記事では、私がツーリングに持ち歩いている車載工具と、その入れ方を実際の写真で紹介します。
- コンパクトなのに多機能なビットセットの利便性
- 痛い経験から導き出した、外せない「お守り」パーツ
- パンク修理を現場で完結させるためのパッキング術
「何を揃えればいいかわからない」という方の参考になればうれしいです。
シートバッグやトップケースの中身を見直すきっかけにしてみてください。
純正の車載工具だけでは心細い理由
現場で痛感する「純正工具」の使い勝手と強度
純正の車載工具は場所を取らないことが優先なので、精度が甘かったり、固着したボルトをなめてしまったりすることがあります。
省スペースを優先した純正工具は、精度が甘かったり、固着したボルトをなめてしまったりすることがあります。
ツーリングの目的地や走行距離で変わる「必要な工具」
近所の散歩ツーリングと、数日間にわたるロングツーリングでは、持ち歩くべき装備の優先順位が変わります。
- 日帰り: チェーンの調整やミラーの緩み直しができる最小限のセット。
- ロング・キャンプ: 万が一のパンク修理や、電装トラブルに対応できる予備パーツを含めたセット。 目的地での「もしも」を具体的にイメージすることが、無駄のないパッキングの第一歩です。
私のツーリング用の車載工具(実物の写真)
日常の微調整から応急処置までこなす「基本ツール」
私のセットの核となるのが、純正車載工具をベースに使用頻度の高いサイズを追加したツール群です。
- スパナ・レンチ: バイクで多用される 8/10/12/14mm を中心に構成。
- ヘックス(六角)レンチ: カウルの脱着やレバーの調整に必須。
- プライヤー: 針金の固定や、指先では力が足りない作業に使います。 これらは普段のメンテナンスでもよく使う工具です。


純正工具の入れ物はボロボロになってしまったので、100均のタッパに「ガチャガチャ音」防止のためにスポンジを入れてトップケースに入れてます。
手のひらサイズの「TACTIX ビット&ソケットセット」
スペースの限られたバイクでは、手のひらサイズのTACTIXのビットセットが便利です。


メリット: 手のひらサイズながら、ラチェットハンドル、エクステンション、そしてプラス/マイナス/トルクス/ヘックスと、主要なビットが揃っています。
活用術: これ一つあれば、外装の脱着からバッテリーターミナルの増し締めまで、多くの「小作業」ができます。
2026/5/9現在ではインターネットで検索しても上記工具セットは出てきませんでした。手軽な値段でと検索したらストレートさんが同じようなセットを販売してくれていました。
また、高価になりますがFACOMからも同様の工具セットが販売されています。
出先でのパンク修理を可能にする「タイヤレバー&STRAIGHT製ロールケース」
オフロード走行やロングツーリングで怖いのがパンクです。私はSTRAIGHT製のロールケースに、タイヤレバーとパンク修理キットをまとめています。


整理のコツ: 工具同士が干渉して音が出ないよう、ロールケースでしっかり保持するのがおすすめ。
安心感: レバーがあればチューブ交換もできるので、山奥で立ち往生する心配を減らせます。
2026/5/9現在、ストレートのHPでは上記のツールバッグは販売されていないようでした。探してみると同様のバッグはKTCから販売されていました。
上の写真の右側にある、ピンクの工具はエアバルブプーラーです。これは、チューブタイヤのバルブ部分をリムに誘導する工具です。
この工具がなくてもパンク修理は可能ですが、あると作業がしやすくなるので携行しています。
ちなみにリアタイヤはSL230のチューブレスタイヤにしていますので、チューブレスのパンク修理セットが必要ですね。
記事にしていて、あらためて自分の足りない車載工具に気づきました。
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工具のほかに持っているもの
電装系トラブルへの備え:予備のレギュレーター
以前、レギュレーターの故障を経験したので「お守り」として予備のレギュレーターを携行しています。

なぜ必要か: 私のXR BAJAでは、走行中にレギュレーターが故障して、エンジンがかからなくなったことがあります(下の記事)。
アドバイス: 自分のバイクの弱点を知り、小型で交換可能なパーツなら車載しておくことで安心してツーリングができます。
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バイクの電装系トラブルの話
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作業グローブ・ウエス・ジップロック
出先で作業すると手もまわりも汚れるので、これも一緒に入れています。

ワークグローブ: 手の汚れやケガを防ぎます。
ウエスとゴミ袋: 漏れたオイルを拭き取り、ゴミをキャンプ場や路端に残さないようにするためです。
ジップロック: 整備で汚れた手袋やウェスなどを収納するためです。
RAINCORE の軽量ロック(ヘルメットの固定にも)
工具ではありませんが、ツーリング中に安心できるのがRAINCOREの軽量ロックです。


利便性: ダイヤル式で鍵を持ち歩く必要がなく、ヘルメットの固定や、ちょっとした駐車時の簡易セキュリティとして重宝します。
ポイント: 重いチェーンロックは持ち歩けなくても、こうしたポケットに入るロックなら気軽に持ち歩けます。
まとめ:中身はときどき見直す
ツーリング先のトラブルは避けられないこともありますが、工具があれば立ち往生しにくくなります。
持ち歩く工具を選ぶときに、私が気をつけていることです。
整備後のケアもセットで: 作業用グローブやゴミ袋を常備し、自分も環境も汚さないライダーを目指しましょう。
「多機能・コンパクト」を最優先に: TACTIXのようなビットセットを活用し、限られた積載スペースを有効に使う。
「もしも」を具体的に想定する: パンク修理キットや、自身の愛車の弱点を補う予備パーツを持つことが、「安心」につながります。
工具は揃えて終わりではなく、ときどき中身を点検して、実際に自分の手で使ってみることが大切だと感じています。この記事を書きながら、チューブレスのパンク修理キットが足りないことにも気づきました。
車載工具のFACOM R.NANOについては、こちらの記事で紹介しています。
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