みなさん、こんにちは。
アドベンチャースタイルと高い走破性を持つホンダ(HONDA)のX-ADV。 オフロード(未舗装路)や雨天の道路を走行する機会も多いバイクです。
しかし、実際に走行していると「ある悩み」が出てきます。
それが、「フロントタイヤからの泥や砂利の巻き上げ」です。
X-ADVの純正フロントフェンダーは長さが少し短いため、前輪が巻き上げた泥水や小石が、そのままエンジン前方やラジエーター周辺に直撃してしまいます。
※本記事では、2026年式マットパールグレアホワイトのX-ADVを使用しています。

(※濡れた道路を走った直後の写真です。フロントタイヤの後方にあるエンジンおよびエキゾーストパイプ周辺。泥や水が跳ねて汚れています)
車体が激しく汚れるだけでなく、パーツの劣化や損傷の原因にもなりかねません。
そこで今回は、フロントフェンダーの長さを延長するアイテム「フロントフェンダーエクステンダー(フェンダーフラップ)」を取り付けました!

(※純正フロントフェンダーの先端に、新しくフェンダーエクステンダーを装着して延長した状態)
今回のカスタムでは、有名ブランドの大手メーカー品ではなく、Amazon(アマゾン)で購入できる安価な格安パーツを使用しています。
安価なパーツですが、丁寧な脱脂処理と、経験に基づく「風呂用コーキング剤を使用した隙間埋め加工」を施すことで、最高レベルの耐久性と仕上がりを実現しました。
なぜ、フェンダーエクステンダーにコーキングが必要なのか?? その理由は以下の記事でご参照ください。
愛車を泥汚れから守り、美しく維持したい方はぜひ最後までご覧ください!
X-ADVの弱点?フロントタイヤからの泥跳ねによるエンジンまわりの汚れ
まずは、対策を行う前の現状を確認しましょう。 X-ADVのフロントフェンダーの短さが原因で、特に汚れやすい場所がこちらです。
未舗装路や雨天走行で泥まみれになるエキパイ周辺

(※フロントタイヤの後方にあるエンジンおよびエキゾーストパイプ周辺。泥や水が跳ねて汚れやすい構造です)
フロントタイヤのすぐ後ろには、エンジン本体やエキパイ(マフラーの根元)、そして大切なラジエーターが位置しています。
純正フェンダーのままだと、タイヤが回転した際にこれらすべてのパーツへダイレクトに泥水が飛び散ります。 熱を持つエキパイに泥が焼き付くと落とすのが非常に大変なため、事前のガードが必須です。
コスパ重視!Amazonで見つけた安価なフロントフェンダーエクステンダーを導入
この泥跳ね問題を解決するために、フェンダーを延長する追加パーツ(エクステンダー)を用意しました。
大手メーカー製ではなく格安パーツを選ぶ理由

(※取り外した純正フロントフェンダーと、今回装着する格安のフェンダーエクステンダー)
ヨーロッパの有名カスタムメーカーからも同様のパーツが発売されていますが、価格が少し高価です。 今回は、製品の機能的な役割が「泥を遮るプラスチック板」であるため、Amazonで手に入るリーズナブルな海外製パーツをセレクトしました。
質感をチェックしてみましたが、純正のマットなフェンダーの樹脂素材とも色の相性が良く、違和感のないクオリティです。
【取付手順】強力両面テープを使用した確実な固定方法
この手のパーツは、走行中の風圧や振動で脱落してしまうトラブルがよくあります。 格安パーツでも絶対に外れないようにするための、確実な取り付け手順を解説します。
ステップ1:シリコンオフによる徹底的な脱脂処理

(※作業に使用する道具類。強力両面テープ、脱脂用のシリコンオフ、キムワイプなど)
取り付けを成功させるための最大の命は「脱脂(だっし)」です。 パーツの表面に少しでも油分やワックスが残っていると、両面テープの接着力が著しく低下します。

(※フェンダーエクステンダーの接着面にシリコンオフを吹き付け、キムワイプで拭き上げている様子)

(※純正フロントフェンダーの裏側(重ね合わせる部分)も同様に念入りに脱脂します)
毛羽立ち(繊維くず)が残らない工業用ペーパーワイパー(キムワイプ)にシリコンオフを染み込ませ、両方の接着面を完璧にクリーンな状態に仕上げます。
ステップ2:3M製超強力両面テープの貼り付けと圧着


(※エクステンダー側に、信頼性の高い3M製の車外用超強力両面テープを貼り付けた状態)
エクステンダーに付属していた3M(スリーエム) 超強力両面テープ」と、Scotchの「超強力両面テープ。スーパー多用途」をパーツの形状に合わせて隙間なく貼り付けます。
その後、純正フェンダーと位置を慎重に合わせて合体させ、指先で強い力をかけてしっかりと圧着します。
※これらの両面テープは非常に強力ですので、位置合わせは慎重に一回で決めなければなりません。筆者は位置が少しズレたので修正しようとしましたが、両面テープが剥がれず修正できませんでした。
【過去の経験から工夫】風呂用コーキング剤で隙間への泥の侵入を完全に阻止!
両面テープで貼り付けただけでは、まだ作業は半分しか完了していません。 ここからが、長期間トラブルを起こさないための「一工夫」です。
接合部の隙間に泥や水が溜まるのを防ぐ理由
フェンダーとエクステンダーが重なり合う裏側の部分には、どうしてもわずかな「段差(隙間)」が生まれます。 走行中にその隙間へ泥や砂利が侵入すると、時間をかけて両面テープを押しはがしてしまい、最終的にパーツが脱落する原因になります。
マスキングテープによる養生とコーキング剤の選定

(※フェンダー裏側の接合ラインの上下に、きれいにマスキングテープを貼って養生している様子)

(※今回使用するコニシ製の風呂用シリコンコーキング剤「バスボンドQ(ブラック)」)
隙間を完全に密閉(シーリング)するため、防水性と耐震性に優れた「風呂・タイル用のシリコンコーキング剤(黒色)」を使用します。 作業を美しく仕上げるために、接合部の境界線に合わせてあらかじめマスキングテープでしっかりと養生を行います。
コーキング剤の充填による完全密閉の仕上がり

(※隙間に黒いコーキング剤を均一に充填し、マスキングテープを剥がして完成したフェンダー裏側)
隙間の奥までしっかりと黒色のコーキング剤を押し込み、表面をなめらかに整えました。 これにより、重なり合う隙間への水や泥の侵入を100%シャットアウトする完璧な防水防汚構造が完成しました!
今回のフェンダー延長カスタムで使用した必須ケミカル&両面テープ
今回の確実なDIY作業において、実際に使用した間違いないメンテナンスケミカル類をご紹介します。 これらを用意しておくことで、バイクのあらゆる外装カスタムの耐久性を劇的に高めることができます。
1. 抜群の接着信頼性「3M(スリーエム)超強力両面テープ 自動車外装用」
走行風や雨にさらされるバイクの外装パーツ固定には、このアクリルフォーム素材のテープが最適解です。高い耐候性とプロレベルの接着力を持っています。
2. 完全防水で隙間を埋める「コニシ ボンド バスボンドQ ブラック」
シリコン素材で柔軟性があるため、バイクの振動でもひび割れしません。樹脂パーツの色に馴染む「ブラック(黒色)」を選ぶのが美しく仕上げるコツです。
3. 繊維くずが残らない理想のワイパー「日本製紙クレシア キムワイプ S-200」
一般的なティッシュや雑巾と違い、拭き取った後に細かい繊維が一切残りません。脱脂処理のクオリティを極限まで高めてくれる洗車ガレージの必須アイテムです。
まとめ:格安パーツでも一工夫で純正クオリティに!泥跳ねから愛車を守る快適カスタム
ホンダ X-ADVのフロントフェンダーエクステンダー取り付けレビューをお届けしました。
Amazonで購入できるリーズナブルな格安パーツですが、「徹底的な脱脂」と「コーキング剤による隙間埋め」を行うことで、高級ブランド品に負けない高い耐久性と素晴らしい一体感を手に入れることができました。
装着後は、エキパイやエンジン前方に飛んでくる泥や水分が劇的に減少し、ツーリング後の洗車の手間が圧倒的に楽になります。
愛車の汚れに悩んでいるX-ADVオーナーの方は、ぜひこの効果絶大なDIYカスタムに挑戦してみてください!
それでは、最高のバイクライフを!