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【バイクのバッテリーが上がった!】初心者でもできる!自分で外して充電する方法

みなさん,こんにちは.
バイクに乗ろうとしたら、まさかのバッテリー上がり...
この記事では,実際に私がバッテリーを外して充電した手順を,初心者向けにわかりやすく解説します.

バッテリーが上がったときの症状とは?

  • セルが回らない(「カチッ」と音だけ)
  • ライトが点かない
  • メーターが反応しない

原因は,長期間乗っていなかったことによる自然放電.特に冬場や梅雨,酷暑時期は要注意です.

バッテリーを外して充電する手順

必要な道具

  • トルクスのレンチ
  • プラスドライバ
  • バイク用バッテリー充電器

バッテリーの取り外し手順

以下にG650GSを例にバッテリーの取り外し方を紹介しておきます.

  1. シートを外す
  2. カウルを外す(13本のネジを外します)

結構手間がかかりますので写真をつけて順に紹介していきます.

G650GSのバッテリー搭載位置

G650GSのバッテリーは,写真中央の黒いカバーの中に入っています.

G650GSのシートを外す

まずはシートを外します.
シートを外すには,リアキャリアのカバーをキーを使って外します.

G650GSのシートを外す

カバーを外すと,中に赤いレバーがあります.
この赤いレバーを引っ張ると,シートのロックが外れますので,レバーを引きながらシート後方を持ち上げます.

G650GSのシートを外す

シートが持ち上がりました.

シートの外れたG650GS

シートを外したところです.

G650GSのバッテリを外すためにセンターフェアリングを外す

シートが外れたら,黒いカバー(センターフェアリング)を固定しているネジを外します.

センターフェアリングを固定しているネジは10本もあり,狭い箇所もありますので電動ボールグリップドライバーを使っています.

使い勝手などの紹介はこちらの記事をご覧ください.

G650GSのオイルフィラーキャップを外す

センターフェアリングは,ネジだけでなくオイル挿入口のフィラーキャップも外さないと外れません.

G650GSのオイルフィラーキャップを外すための自作特殊工具

オイルフィラーキャップは,車載工具のプラグレンチで外すことができます.
ですが,フィラーキャップは外す頻度が高いので,毎回車載工具を出すのが大変です.
そのため自作の特殊工具を使います.

こちらについては別の記事を参照ください.

G650GSのセンターフェアリングが外れたところ

センターフェアリングが外れました.

G650GSのバッテリー搭載位置

これでバッテリーが見えるようになりました.
バイクの近くに100vがあれば,最近の充電器であれば車載状態で充電できるので便利です.

私の環境ではそのようなことができないので,バッテリーを外して充電することになります.

G650GSの右カウルを外す

さらにバッテリーを外しやすくするために,右側のサイドカウルも外します.
右サイドカウルを外すには,黄色矢印で示した場所のネジ(3個所)と,グロメット(1箇所)を外します.

さて,これでバッテリーを外すことができるようになりました.

G650GSのバッテリーから端子を外す

端子を外す順番は,ショート防止のため,マイナス端子 → プラス端子 です.
狭いので写真のような工具とプラスのドライバービットソケットを使っています.

外したマイナス端子は,バッテリーの端子に触れないようにマスキングテープで固定しておきます.
また,指で指しているブリーザーチューブも外します.

G650GSからバッテリーを外したところ

ようやくバッテリーが外れました.
バッテリーは,固定しているゴムベルトを外して上に引き上げるだけで外れますが,引っかかりやすい箇所もあるので、バッテリー周辺を確認しながら引き上げてください。

開放型バッテリの液面チェック

外したバッテリーです。

写真ではよくわかりませんが、液面は下限ギリギリのものが多かったので、バッテリー液を補充しておきました。

バッテリーの充電

開放型バッテリの充電器.JS800

さて、バッテリーを室内に持ってきて充電をします。

使用する充電器はCTECのJS800です。
これはもう販売しておりません.長年使っているので,そろそろ新しい充電器を...と思ってCTEKさんのHPを見たら,ちょっと手が出ないお値段でした.

充電器を次に購入するならOptiMate 4 Quad Programかなぁ.

開放型バッテリーを充電する

充電開始です.
取扱説明書によると充電には10時間ほどかかるとのこと.

まとめ:自分でできるメンテナンスは楽しい!

バッテリー上がりは焦りますが,落ち着いて対処すれば自分でも解決できます.
バイクライフをもっと快適に,もっと楽しく!

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