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知らないうちにバネ下荷重が増加している!?

2025-02-11

みなさん、こんにちは。バイクのメンテナンス、楽しんでいますか?

バイク好きなら一度は耳にしたことがある「バネ下の1kgは、バネ上の10kg(あるいはそれ以上)に相当する」という言葉。 高いお金をかけて軽量ホイールやチタンボルトに交換し、バネ下重量の軽減(軽量化)に情熱を注ぐライダーも少なくありません。それほど、バネ下荷重はバイクの運動性能や乗り心地に直結する重要な要素です。

しかし、もしあなたが良かれと思って装着したカスタムパーツが、知らず知らずのうちにバネ下荷重を増加させる原因になっていたとしたらどうでしょうか?

今回は、ツーリング派に人気の「フロントフェンダーエクステンダー」に潜む意外な落とし穴と、私が愛車G650GSのメンテナンス中に発見した「隠れバネ下増」の実態についてご紹介します。愛車のハンドリングを維持したい方、フェンダーエクステンダーを装着している方は、ぜひ一度愛車をチェックしてみてください。

そもそも「バネ下荷重」が増えると何が悪いの?

ハンドリングと乗り心地への影響

バイクのサスペンション(バネ)よりも下にある部品の総重量を「バネ下荷重」と呼びます。具体的には、タイヤ、ホイール、ブレーキキャリパー、そして今回取り上げるフロントフェンダーなどがこれに含まれます。

このバネ下が重くなると、路面の凹凸に対するタイヤの追従性が悪くなります。重い靴を履いて走るのを想像してみてください。足がドタバタして、素早く動かせませんよね?バイクも同じです。バネ下が重いと、サスペンションがスムーズに動かず、路面のギャップでタイヤが跳ねたり、ハンドリングが重く感じられたりします。

逆に、ここを軽量化できれば、サスペンションが本来の仕事をしやすくなり、ひらひらとした軽快なハンドリングや、突き上げの少ない上質な乗り心地を手に入れることができます。だからこそ、多くのライダーがバネ下の軽量化にこだわるのです。

ちなみに,フロントフェンダーのエクステンダーとは下記の写真のようなものです.

上の写真の黄色点線で囲った部分がフロントフェンダーエクステンダー(長いので以下,エクステンダー)です.

意外な盲点!フェンダーエクステンダーに潜む重量増のリスク

フェンダーとエクステンダーの「隙間」が命取り

泥はねを防ぎ、エンジンやエキパイを保護してくれる便利なアイテム、フロントフェンダーエクステンダー。アドベンチャーバイクやカブ主の方にはおなじみのパーツですが、実は取り付け方法によっては、思わぬ「重り」を抱え込むことになります。

通常、エクステンダーは純正フェンダーに両面テープやビスで固定します。しかし、この「純正フェンダーとエクステンダーの重なり部分」にほんの僅かな隙間があると、走行中にタイヤが巻き上げた砂利や泥水が浸入してしまうのです。

出口を塞がれた砂利や泥は、逃げ場を失い、その隙間に堆積していきます。乾燥した砂ならまだしも、水分を含んで固まった泥や砂利がぎっしり詰まれば、その重さは決して無視できません。軽量化のためにチタンボルトに変える努力を一瞬で無駄にしてしまうほどの「無駄な贅肉」が、そこには溜まっている可能性があるのです。

実録:G650GSから出てきた大量の砂利

清掃して分かった衝撃の事実

実際に私のG650GSで起きた事例を見ていただきましょう。前オーナーが取り付けてくれていたフェンダーエクステンダーですが、よく見ると少し斜めに取り付けられていました。

気になって取り外してみると……そこには驚きの光景が。 両面テープで接着されていたはずの隙間に、びっしりと砂利が詰まっていたのです。最初は「そういう模様の接着剤かな?」と疑うほど綺麗に曲面にへばりついていましたが、ブラシで擦るとパラパラと落ちてきました。

これは明らかに、上部の隙間から侵入した砂利が、下部の両面テープでせき止められ、時間をかけて蓄積されたものです。これが「知らないうちにバネ下荷重が増加している」正体でした。

さて,もう少し詳しく見てみます.

上の写真の黄色点線が囲ってあるところが砂利で,赤く塗ってあるところはエクステンダーを取り付けるための両面テープです.

フロントタイヤが巻き上げた砂利は,上部の両面テープが貼られていない隙間から入り込み,下部の両面テープで逃げ場をなくしてどんどん溜まっていたのだと思われます.

この砂利の堆積を防ぐには,上面の両面テープを隙間なく貼るなどの対策が必要となります.
私が取った対策は別途紹介するとして,まずは清掃です.

フロントフェンダーとエクステンダーを中性洗剤できれいに洗ったのが上の写真です.

これから樹脂パーツ保護のためのコート剤を塗り,エクステンダーを取り付ける作業に入ります.

長くなりますので,対策は別記事としました..

対策の記事はこちらをご覧ください.

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