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バイクのブレーキパッド交換

2025-12-08

みなさん、こんにちは。

今日はXR BAJAのフロントブレーキパッドの交換の様子を紹介します。
※本記事を参考に作業された場合でも

【メンテナンス作業に関するご注意】 ブレーキ周りの整備は、走行の安全に直結する非常に重要な作業です。本記事は筆者の実体験に基づくメンテナンス記録を公開しているものであり、整備の正確性や安全性を保証するものではありません。

【作業準備】 XR BAJAのフロントブレーキパッド交換作業。スタンドでバイクを立てて整備する様子。

BAJAはスタンドに立てた状態で整備します。
サイドスタンドでも作業可能ですよ。

【残量確認】 バイクのブレーキパッド残量を車載状態でチェックする方法。交換時期の目安とパッドの溝を確認する。

ちょっと分かりにくいですが、車載状態でのブレーキパッド残量のチェックです。

ではブレーキキャリパーの位置を確認して作業開始です。

【パッドピン】 DRC製(ステンレス)ブレーキパッドピンの外し方。固着しやすい純正品から交換したカスタムパーツ。

まずはブレーキパッドピンを外します。
このブレーキパッドピンはDRCのもので純正のものではありません。
純正のブレーキパッドピンは、六角穴のピンの上にマイナスネジを使用する蓋がある構造となっています。このマイナスネジの蓋は固着しやすいので、DRCのものに交換しました。

【ピン外し】 ブレーキパッドピンが外れた状態。古いブレーキパッドをキャリパーから抜き取る前の様子。

ブレーキパッドピンが外れました。

ブレーキパッドも下からスルリと抜けます。

摩耗した古いブレーキパッド(溝なし)

ブレーキパッドの厚みをチェックすると、パッドの溝もなくなり、かなり薄くなっておりました。

 摩耗した古いブレーキパッド。斜めに当たっていた摩耗の様子。

ブレーキパッドが、ブレーキディスクに当たる面です。
上のパッドは溝がなくなり、下のパッドも溝がなくなりかけています。また、溝が残っている箇所となくなっている箇所があり、ブレーキパッドがブレーキディスクに対して斜めに当たっていたことが分かります。

新品のデイトナ ゴールデンパッドχ。

新しいブレーキパッドです。
デイトナのゴールデンパッドχですが、パッケージはブレーキパッドがこすれないような構造になっていました。丁寧な商品です。

【新旧比較】 摩耗した古いブレーキパッド(溝なし)と新品のデイトナ ゴールデンパッドχの比較。斜めに当たっていた摩耗の様子。

パッド背面の部品も移植します。

さて、ここでブレーキフルードの量を確認します。
フロントマスタシリンダの蓋を外します。
ブレーキフルードは塗装面などに攻撃性があるので、周囲をウェスで覆っておきます。

【フルード確認】 ブレーキフルード液面を確認するため、フロントマスターシリンダーの蓋とダイヤフラムを外した状態。

ダイヤフラムを外します。

【フルード抜き取り】 新品パッド交換によるフルード溢れを防止するため、ブレーキフルードをスポイトで吸い取る作業。液面調整の重要性。

今回は、すり減ったブレーキパッドから、新しいブレーキパッドに交換します。
そうするとブレーキパッドの厚みが増した分、ブレーキキャリパピストンが押し戻されることになります。
ブレーキキャリパピストンが押し戻された分、ブレーキキャリパ内のブレーキフルードがマスタシリンダに戻ってきますので、ブレーキフルードが溢れてしまうことになります。
ですので、この段階で少しだけブレーキフルードをスポイドで吸い取っておきます。

【キャリパー外し】 車体から取り外したブレーキキャリパー。ピストンが押し出された状態を確認する。

作業をブレーキキャリパに戻します。
ブレーキキャリパを外します。

【ピストン清掃】 ブレーキキャリパーピストンの清掃方法。ブラシやツールを使ってピストン全周の汚れを落とすメンテナンス。

ブレーキパッドが減っていたので、ブレーキキャリパピストンがだいぶ押し出された状態となっていました。
上の写真は清掃後のものです。
BAJAのピストンはカシマコートのものに交換してありますので、ピストンの汚れはブラシで軽く擦るだけで落とすことができました。

【ピストン清掃】 ブレーキキャリパーピストンの清掃方法。ブラシやツールを使ってピストン全周の汚れを落とすメンテナンス。

ツールを使ってピストンを回転させ、ピストン全周の汚れを落とします。

【清掃後の汚れ】 ブレーキキャリパーとピストンから除去された汚れ。定期的なメンテナンスの重要性を示す。

上の写真は、キャリパーとピストンについていた汚れです。
なかなかの量で、恥ずかしながらメンテナンスをサボっていたことがよくわかります。

【ピストン戻し】 新品パッド装着のためにブレーキキャリパーピストンを押し戻す作業。両方のピストンを同時に戻すコツ。

さて、きれいになったピストンを押し戻していきます。
写真撮影の都合上、片手で押し戻していますが2つのピストンを一緒に押し戻さないと、片方のピストンを押し戻したらもう片方のピストンが飛び出てきます。

【ピストン戻し】 新品パッド装着のためにブレーキキャリパーピストンを押し戻す作業。両方のピストンを同時に戻すコツ。

ピストンを押し戻した状態です。

【液面変化】 ブレーキキャリパーピストン押し戻し後のマスターシリンダー液面の上昇。フルード吸い取りの必要性を視覚的に示す。

さてここでマスタシリンダのフルードの量を確認します。
上の写真は、「ピストンを押し戻す前」のフルードの量です。

【液面変化】 ブレーキキャリパーピストン押し戻し後のマスターシリンダー液面の上昇。フルード吸い取りの必要性を視覚的に示す。

そしてこちらの写真は、「ピストンを押し戻した後」のフルードの量です。
分かりにくいと思いますが、フルードの液面が上がっています。
これが最初にスポイトでフルードを吸い出した理由です。

【パッド装着】 デイトナ ゴールデンパッドχ(新品)をブレーキキャリパーに取り付けた状態。キャリパーを車体に戻す前の確認。

ようやく新しいピストンをキャリパーに取り付けられます。

【パッド装着】 デイトナ ゴールデンパッドχ(新品)をブレーキキャリパーに取り付けた状態。キャリパーを車体に戻す前の確認。

新しいブレーキパッドが付きました!

キャリパーを車体に戻します。

今は、ブレーキキャリパピストンが押し戻された状態になっています。このピストンを、パッドがディスクに当たるまでブレーキレバーを数回握って、圧がかかることを必ず確認します(意外と忘れがちです)

ここまで終わってから、再度、マスタシリンダのブレーキフルードの液面を確認します。液面が低かったらフルードを足しておきます。

フルードの量を調整したら、ダイヤフラム、内蓋、外蓋を元に戻します。

【トルク管理】 ブレーキキャリパーを車体に取り付け、規定トルクでボルトを締め付ける作業。ディスク回転方向に力を加えて固定する。

キャリパーも車体に取り付け、ボルトを規定トルクで締めます。

この時、走行中にブレーキをかけた時のキャリパーの動き方に、すこしでも近づくようにディスクの回転方向に力を加えながらボルトを締めます。

最後に、ブレーキホースを固定するボルトを締めます。

以上で作業終了となります。

万が一、本記事の内容を参考に作業された結果、事故や車両の故障、怪我等が発生した場合でも、当サイトでは一切の責任を負いかねます。作業は必ず自己責任にて行っていただくようお願い申し上げます。少しでも不安を感じる場合は、決して無理をせず、プロのバイクショップへ依頼することを強くお勧めいたします。

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