みなさん、こんにちは。
今日はバイクのオイルとオイルフィルターを交換したお話です。
G650GSを例に手順等を掲載いたします。

まずはシートを外します。

シートを外したら、センターおよびサイドカウルを外します。
G650GSは、オイル交換のためい10本以上のビスを外す必要がありますので、少しでも作業の手間を減らすために電動ドライバを使っています。

G650GSはオイル注入口が特殊な形状をしているので、特殊工具を作りました。

二面幅22mmのナットとそれに合うボルトで作っただけのものです。
二面幅22mmの長ナットがあればそれでも良いと思います。
これを作る以前は、いちいち車載工具から工具を出していたのですが、それが面倒になって作りました。

オイル注入口のキャップにピッタリはまります。

オイル注入口を外したらセンターカウルを外します。

次にサイドカウルを外すのですが、上の写真の矢印で示した2本を緩めるのを忘れずに。

次はオイルフィルターカバーを外すのですが、その前にスプロケットカバーを外さないといけません。
いずれもトルクスのT30で緩めることができますが、スプロケットカバーを止めているトルクスのうちの一本は奥まったところにありますので、上の写真のように長めの工具が必要になります。

スプロケットカバーが外れました。

次はエンジンガードを外します。
エンジンガードを外すときに、エクステンションバーはエンジンガードに接触してしまうので、上の写真のように養生テープで保護しておきました。

車体の下にオイル受けを置いて、いよいよオイルを抜いていきます。

写真の中央屋や左側にあるのがオイルドレンボルトです。
このボルトは、G650GSのものではなく、F650GS(800cc)のものを使っています。
F650GS(800cc)のドレンボルトに交換したときの記事はこちらをご覧ください。

では、2面幅10mmのソケットでオイルドレンボルトを外します。

G650GSはドライサンプですので、上の写真の黄色丸の場所にオイルタンクがあります。
オイル交換は、このオイルタンクのオイルも抜かなければなりません。
リペアマニュアルによると、オイルタンクのドレンボルトを外してオイルを排出すると記載されています。
ですが、ここではオイル注入口からオイルチェンジャーでオイルを抜きました。

手でポンプを動かすと負圧が発生する仕組みです。
オイルが透明なホースを通って球状の容器に吸われていくのが分かります。

さて、負圧でオイルが抜ける間に新しいガスケットやオイルフィルターの準備です。
ガスケットはデイトナのものを使用します。

オイルフィルターは、KIJIMAのものを使用します。

そうこうしているうちに、オイルドレンからオイルが排出されなくなりました。
新しいガスケットをつけてオイルドレンボルトを装着します。

オイルドレンボルトはトルクレンチを使って締めます。

次はオイルフィルターの交換です。
上の写真の黒い円形のところにオイルフィルターが入っています。
これを外せばよいのですが、外すとオイルが垂れてきてエンジンが汚れるのが目に見えています。
そのため、ペットボトルを加工して、たれてきたオイルがエンジンに付着しないようにします。
(結論から言いますとこの対策をしても、少量のオイルがエンジンに付着してしまいました)

エンジンにあてがいながらペットボルトをカットしていきました。
カットした形状が伝わるように写真を撮影したつもりですが、写真では形状はよくわかりませんね。

オイルフィルターのカバーを外しました。
写真では、ちゃんとペットボトルの口からオイルが垂れていますが。。。。。

実際は、たれたオイルすべてをペットボトルで受け取ることができず、少量のオイルがエンジンに付着してしまいました。

右側が純正オイルフィルターで、左側がキジマのオイルフィルターです。

新しいオイルフィルターを差し込みます。
ピッタリとはまりました。

オイルフィルターカバーは、Oリングを忘れずに取り付けておきます。

オイルフィルターカバーを取り付けます。

オイルフィルターカバーの締め付けトルクは10Nm。

スプロケットカバーの締め付けトルクは、5Nm。

スプロケットカバーの取り付けも終了しました。

使用するオイルはこれです。
MAXIMA の EXTRA4 15W-50 です。
高額なオイルですが、在庫処分のためお安くなっていたのをゲットしました。
さて、ここで排出したオイル量とリペアマニュアルによって注入するオイル量を比べてみます。
抜いたオイル量を計ったら下記でした。
- エンジン下部のドレンボルトからは、0.6L
- オイルタンクからは、1.5L
- オイルフィルターケースからは、0.1L?0.2L程度
排出したオイル量は、2.2~2.3L
注入するオイル容量は、リペアマニュアルによると下記となっていました。
- オイル注入は、オイル注入口からまず1.7L注入します。
- その後、エンジンを30秒間アイドリングさせます。
- そして、0.6Lのオイルをオイル注入口から入れます。
オイルフィルター交換時:2.3L
ということで、排出した量と注入する量がほぼ同じでしたのでこれで作業は終了としました。
もちろん、オイル注入後は少し走行してからオイルレベルゲージによってオイル量も確認しました。

カウルやエンジンガードなどを装着して作業終了です。
今回使用したものを紹介しておきます。
気になった部品等があればご覧ください。
