G650GSの走行距離が25,000kmを超えました.
フロントスプロケットはあまり摩耗していないようでしたが,リアスプロケットが摩耗してきているので,フロントスプロケット,リアスプロケット,チェーンを交換することにしました.
フロントスプロケットを外すためには、まずすプロケットカバーを外します。
上の写真の3本のボルトを外すことでカバーが外せます。
スプロケットカバーが外れました。
外したスプロケットカバーの裏側を見てみると。。。
チェーンオイルの汚れがついていますね。
アルカリの洗浄液で洗浄しておきます。
スプロケットを固定しているボルトの二面幅は17mmでした。
リアブレーキをかけて、スプロケットが回転しないようにしながらボルトを緩めます。
外れたボルトにはワッシャーとスプリングワッシャーが入ってます。
スプロケットを外しました。
形状を見てもあまり磨耗してないように見えますね。
軽量化のために穴が開いてます。
スプロケットを外して見てみると、こちらも汚れがべったり。
汚れの拡大写真です。
こちらも掃除しておきます。
さて、交換用に用意したスプロケットがこちらです。歯数は純正と同じにしました。
この製品にした理由は、単に納期が短かったからですが、もっとよく検討すればよかったと後悔しました。
これは商品が悪いという意味ではありません。
詳しくは後述しますが、用意したスプロケットは純正より重かったので、それで後悔したということです。
用意したスプロケットと純正を比べてみると、軽量化加工の違いがあることがわかります。
ということで、重量を測定してみました。
純正は 172.1g。
用意したスプロケットは、208.2g。
21%の重量増となってしまいました。
では,新しいスプロケットにスレッドコンパウンドを塗布して装着します.
これでボルトを規定トルクで締めれば完成ですが,チェーンを装着していないので,ボルトを締めようとしてもスプロケットが空転するだけです.
ここのボルトを締めるのは,チェーン取付が終わってからとします.