みなさん,こんにちは.
今回は,以前検討していたXR BAJAのフロントブレーキの改善の検討です.
結論として,CRF250Rのマスタシリンダを流用する方向で考えて,取り付けには2つの課題があることがわかりました.
前回の記事では,フロントブレーキマスタシリンダの径を現在の1/2インチ(12.7mm)から11mmのものに変えてはどうか,ということを考えていました.
その後,色々と調べていくと,CRF250Rのマスタシリンダとブレーキレバーを流用している方々がおられることがわかりました.
特にセローに流用しておられる方の記事が多かったように思います.
そこで,CRF250Rの中古を入手しました.CRF250Rのマスタシリンダと言っても年式により違いがあるようです.

上の写真の左側がCRF250Rのフロントブレーキマスタシリンダです.右側がXR BAJA標準のマスタシリンダです.
色々な角度から撮影して比較してみます.
ここでは,ブレーキフルードのタンクの大きさの違いが目につきますね.

それぞれのマスタシリンダをフロント側から見たものです.こちらでも,CRF250Rのブレーキフルードタンクの方がコンパクトなのがわかります.

こちらが側面から見たものです.フルードタンクの小型化がわかるとともに,ブレーキホースへのフルードの取り出し口の位置が違うのがわかります.

さて,今度は重量計測してみます.
CRF250Rのフロントブレーキマスタシリンダはレバー込で約276グラム.

XR BAJAのフロントブレーキマスタシリンダは同じくレバー込みで,約360グラム.CRF250Rの方が23%ほど計量です.

マスタシリンダの比較が済んだところで,仮組みですが実際に取り付けてみました.
この角度から見るとあまり問題なさそうです.

実際に取り付けたときにブレーキ操作ができるか,ということも問題なさそうです.
ですが,ここで一つ目の課題が明らかになりました.
上の写真の黄色矢印で示したように,CRF250Rのマスタシリンダは,キルスイッチとぴったりくっつけた位置に設置することができません.

その理由は,キルスイッチ/スタータースイッチから出ている配線です.
この配線があるため,これ以上マスタシリンダをグリップ側に設置できないのです.

そしてもう一つの課題.
ブレーキホース取り付け位置が,進行方向に対して後ろ側についていること.

今まで使っていたブレーキホースだと,ホースがねじれたりしてすんなり取り付けできません.

あまり良くないとは思いながらもハンドルの後ろ側からの取り回しにしてみましたが,こちらも取り付けられそうもありません.
ホースを長くして,バンジョーの角度を変えないと取り付けできなさそうです.
あとは,ブレーキスイッチも油圧式にするか,アダプターを自作してスイッチ式にするか,とかミラーホルダも考えないといけませんね.
