みなさん、こんにちはBooです。
今日はバイクのチェーンラインを調整した話です。
車両はBMW G650GSです。
多くのバイクはチェーンを利用してエンジンの力をタイヤに伝えています。
そのため、チェーンが給油不足だったり、取り付け方が悪かったり(チェーンラインの調整ができていない)するとエンジンの力を十分にタイヤに伝えられないですし、燃費の悪化や、チェーン・スプロケットの寿命が短くなることにつながります。
そうならないためにもチェーンのメンテナンスは重要です。
今回はチェーンラインのお話ですが、チェーンの給油については別記事をご覧ください。
今日は、G650GSを例にチェーンラインの調整を紹介します。
チェーンラインの調整とは、「チェーンと前後スプロケットが一直線になっているかどうか」を調整するものです。

さて、いきなりですが、リアタイヤ周辺の写真です。
チェーンラインの調整をするためには、リアのアクスルシャフトを緩める必要があります。
G650GSの場合は、アクスルシャフトを緩めるために右側は対面幅24mm、左側は19mmのソケットやレンチが必要になります。

リアアクスルシャフトを緩めます。
アクスルシャフトは緩めるだけで、外す必要はありません。

アクスルシャフトを緩めたら、チェーンの張り具合を調整するボルトでチェーンの張り具合を調整することができます。
G650GSの場合は、上の写真のボルト(左右にそれぞれ1つ(合計2つ)ずつあります)を締めることによってチェーンが張り、緩めることでチェーンも緩んだ状態になります。
ただ、今回の調整はチェーンラインの調整ですので、前述のように前後スプロケットとチェーンが一直線になる調整をします。
つまり、チェーンの張りを調整するボルトを閉めたり緩めたりして、後スプロケットの傾きを調整するということです。

チェーンラインの調整には上の写真にある道具(青と細長い棒のついているもの)を使いました。
この道具は「チェーンアライメントツール」というもので、各社さんから出ています。
この道具を使わずに、バイクから離れた後方から目視で確認される方もおられるようです。

チェーンアライメントツールは、上の写真のように使います。
このツールの棒の部分とチェーンが並行になっているかどうかを確認するのです。
上の写真ですと、棒の方が若干右に傾いているように見えます。
この傾きを調整していきます。
BMW F650GSリペアマニュアルより引用
チェーンラインの調整が終われば、アクスルシャフトを規定トルクで締めて終了です。
私はアクスルシャフトを固定するナットを締めた時にアクスルシャフトが斜めになってしまい、チェーンラインがずれてしまったので、何回も閉め直しました。
この時、調整したチェーンラインがずれてしまわないように確認しながらナットを締めます。

規定トルクでナットを締めたら完成です。
あとは、チェーンガードなどの外した部品を取り付けて行きます。
日頃のメンテナンスが、愛車の不調にいち早く気付けたり、コンディションの維持、ひいては安全や燃費向上につながると思います。

