XR BAJAのブレーキカスタム(検討編)の続きです.
XR BAJAのブレーキタッチやコントロールを良くするため,ブレーキキャリパピストンを交換することにします.
情報収集したところ,XRと同じサイズのカシマコートピストンは,HONDAとYAMAHAから出ているようです.
HONDAはピストン単品で,YAMAHAだとピストンとシールがセットになっているようでしたので,YAMAHAのものを入手しました.
ブレーキキャリパ自体はNISSINのものですので,HONDAでもYAMAHAでも問題無いでしょう.
入手したピストンは下記です.開封してしまった後の写真ですが,この袋にカシマコートピストン2つと,ダストシール・ピストンシール2セットが入っていました.
サイズを比較してみました.交換できそうです.
カシマコートピストンがとても軽かったので重さを量ってみました.
まさかここまで軽いとは思ってませんでした.
カシマコートピストンへの交換は,ブレーキタッチだけでなく軽量化の恩恵もありそうです.
では,ここから交換作業に入ります.
ブレーキキャリパーのオーバーホール時に,シールやピストンにブレーキフルードやシリコングリスを塗ることで,組付けがスムーズになります.
ここでは,ブレーキフルードと親和性の良い「メタルラバー」を使用しました.
ブレーキフルードを塗布するのが一番良いと思いますが,ブレーキフルードは塗装への攻撃性が高いようなので,こぼしたり、飛び散ったりしても嫌なので、この段階で使用するのはやめました.
また,シリコングリスはブレーキフルードに溶けないとの情報があったので,ブレーキフルードと同様にこの段階で使用するのはやめました.
あとは,ブレーキキャリパー,ブレーキホースの装着とエア抜きですね.
ここでは,ブレーキキャリパも分解しましたし,ブレーキホースも外しましたが,そこまでしなくてもピストンの交換だけでも作業は可能です.
ピストン交換の際は,ブレーキフルードの交換やエア抜きが必須となります.
ピストン交換後のインプレは別の記事にまとめる予定です.