みなさん、こんにちはBooです。
いきなりですが、僕は人間と機械が接する部分は非常に大切だと思っています。
例えば、パソコンでいえばキーボード、マウス、画面です。
キーボードの大きさが合わなければ文字入力がストレスになります。
マウスの形、カーソルのスピードや動き方が変わるとストレスになりますよね。
人のパソコンを触ったときなどはそれが顕著になると思います。
バイクのシートで重要なのは。。。
さて、これをバイクの場合で考えると、ハンドル(レバー、グリップ、ハンドル形状、ハンドルの高さ)、シート、ステップ、メーターになると思います。
とりわけ、ハンドルとシートは非常に重要だと思っています。
僕が今まで所有したバイクは7台ですが、そのうち3台はシートを加工しました。
3台のうちの2台はシートの中のスポンジを加工し、残りの1台はスポンジとシート表皮をセットで交換しました。
どれも変更前よりは座り心地がよくなり、お尻が痛くなるまでの時間が延びたので加工して良かったと思っています。
ですが、私はシート表皮はあまり重要視しておらず、スポンジこそが乗り心地を左右するものだと思っていました。
ですが、その考えが間違いだったと気付いたのが今日のお話しです。
G650GSは、ハイシートのオプションがあり、これが秀逸だということは以前に話題にしました。
ちなみにこのハイシートは、F650GS(単気筒)にも使用できます、というかF650GS用のハイシートがG650GSにも使えます。
ところが、このハイシートは新品購入だとお値段約6万円です。。。
中古のシートを購入したら座り心地が悪かった
そんな時、中古ハイシートが格安で出品されていたので即、購入しました。
しかし届いてみてビックリ!
シートの弾力がとても硬かったのです。こわばっているという表言の方が適切かもしれません。

見た目では分かりませんが表皮が硬くなっていました
座り心地を改善するために、自分で表皮を交換することに
やはり格安には理由があるのだな、と思いましたが、どう見ても純正品で加工した様子はありません。
そこで、意を決して自分で表皮を剥がしてみることにしました。
まずはステープルを外します

まずはマイナスドライバーでステープルの片側を起こします。

マイナスドライバーで浮いた部分をラジオペンチで引き抜いていきます。

地道な作業でようやくシートとシートベースを分離することができました。
スポンジとシートベースは接着されていませんでした。
シートのスポンジと表皮が接着されているので、これを丁寧に剥がしていく
これでシート表皮が硬いのか、シートのスポンジが硬いのかが分かるぞ!と思ったら、表皮とスポンジが接着されているではありませんか!
(2024/7/15追記 年式によっては、表皮とスポンジが接着されていないものもあるようです)
仕方がないので、表皮に切り目を入れてシートの比較的平らな面から剥がしていくことにしました。
シートがお尻に接する部分は、表皮を引っ張るだけで簡単にスポンジから剥がれてくれたのですが。。。。

シート表皮に切り目を入れて、剥がしやすそうなところから剥がすことにしました
シートの側面や局面になると、カッターを使わないと表皮とスポンジがうまく剥がれてくれません。
無理やり表皮を引っ張るとスポンジが表皮にくっついてきてしまいます。

最初は、写真のように表皮とスポンジの接着面をカッターで切るように剥がして行きました
しかし、スポンジが薄くなるとスポンジが表皮にくっついてくるため、スポンジを切ってしまうのです(すみません、表現が難しいです)
試行錯誤の末、カッターの使い方は、髭を剃るように(ムダ毛を処理するように)、カッターの刃を立てて表皮に当て、ジョリジョリと削るようにするとうまく剥がれることが分かりました。
ただし、この方法は非常に時間がかかります。貴重なハイシートですので時間をかけて剥がしましたが、どなたか良い方法をご存知でしたら教えてください。
シート表皮を剥がし終わる

苦労しましたが、表皮とスポンジを分離することができました!

スポンジが薄くなっている部分も綺麗に剥がせました!満足!

製法は分かりませんが、シート側面には大きな気泡が多かったです。

ドヤ!綺麗に剥離できたのでたくさん写真を載せます。自己満足!
1~2時間程度かかりましたが、スポンジとシート表皮を剥がすことができました。
シートの座り心地が悪かったのはシートの表皮が硬化していたからだった
ここまでやってようやくシートが硬かった原因が分かりました!
それは表皮の硬化です!
スポンジは色も綺麗ですし、指で押しても柔らかく、劣化や硬化は感じられませんでした。
ですが、シート表皮は硬化していました。
下の写真からも分かりますが、シート表皮は剥がした時の形でそのまま固まってしまってます。
剥がしたシートには弾力もなく、丸まったクセのついた厚紙のようでした。

シート表皮は、固まったまま丸まっていたり、形状を保ったままになっています。新品の表皮は布のように柔らかいです。
このシートがどんな状況で使われていたか、保管されていたかは分かりません。
ですが、シートの表皮が劣化して、内部のスポンジは劣化していない、ということはあり得るようです。
シートが硬い!乗り心地が悪い!
といった時には、シート表皮の劣化を疑うことも必要かもしれません。
場合によっては表皮の張り替えだけで快適な乗り心地が手に入るかもしれません。
