みなさん、こんにちは。
今日はG650GSにエンジンガードを取り付けたお話です。
オフロードバイクやアドベンチャー系のバイクにはエンジンガードやアンダーガードを取り付ける方が多いと思います。
実用性を求めてエンジンガードを付ける方と、外見重視で取り付けられる方がおられると思いますが、私は後者です。
ここでは、G650GSを例にエンジンガードの装着を紹介します。
実際に取り付けてみて分かったのですが、G650GSのエンジンガードは取り付けに注意が必要なことがあります。
この記事がみなさんの参考になれば幸いです。
早速、注意点ですが。
作業中はエキパイやエンジンに触れてしまう時が多々ありますので、作業はエンジンが冷えているときに行いましょう。
走行後などエンジンが熱い時に作業すると火傷する可能性が高いです。

今回取り付けるエンジンガードです。
もちろん中古品です。
取り付ける前にVuPlexで清掃しておきます。

今回使用した工具です。
これらの工具はすべて必須というわけではなく、他の工具で代用できるものもあります。
あとは、作業中に工具や車体、エンジンガードなどが干渉することがありますので養生テープがあると良いかもしれません。

ではまず標準で付いているアンダーガードを外します。
上の写真の黄色丸で示したトルクスを外すことでアンダーガードは外れます。

使用するトルクスはT30です。

ラチェットを利用して、アンダーガードを固定しているトルクスを外していきます。

余談ですが、私が使用しているラチェットはTONEのスイベルラチェットハンドル(RH3VHW)です。
適度な全長で、スイベル式ですが先端の部分を固定することができるので使い勝手が良いです。
また、ソケットホールド機能がありますので、作業中にソケットが不意に外れることもありません。
上の写真と下の写真でおわかりのようにヘッド部が自在に動き、固定することができます。


アンダーガードが外れましたので、VuPlexで清掃しておきます。
清掃前の写真を撮影し忘れましたが、汚れたチェーンオイルが付着していてかなり汚れていました。

エンジンガードを装着するため、メインフレームとエンジンサポートを固定しているボルト(下側のみ)を外します。
上の写真からわかるかもしれませんが、この方法ではソケットのエクステンションバーがエキパイに干渉します。
気になる方は養生して作業するか、メガネレンチなどで作業すると良いと思います。

ボルトが外れましたので、この機会にしか清掃できない部分を清掃しておきます。

アンダーガードをエンジンガードを置いて、実際に装着する手順などをイメージします。

さて、ここでも注意が必要です。
ボルトの取り付けには順番がある
ピンボケで申し訳ありませんが、上の写真の右側に注目して下さい。
エンジンガードをボルトで固定する部分ですが、単なるボルト穴ではなく「凹」のような形状になっています。
この「凹」の部分と、エンジンガードの最上部(メインフレームとエンジンガードを固定する部分)をはめるのに苦労します。
まずは上の写真のように、アンダーガードをボルトで仮固定します。
この時、ボルトは上の写真のように軽くねじ込んで、ボルトの頭が飛び出ている状態にしておきます。

エンジンガードをうまくメインフレームにはめ込みながら、先程の「凹」の部分をボルトにはめていきます。
この時点では、エンジンガードとメインフレームを固定するボルトは、はずれない程度に軽く差し込むだけにしておきます。
↑ この状態にするのが今回の作業の一番の山場です!

次は、写真の人差し指と親指で指している部分にある、エンジンガード・アンダーガードを車体に固定する2個所をボルトで止めます。
この時も、ボルトを完全に締めずに仮固定としておきます。

車体の下側から撮影した写真です。
エンジンガード・アンダーガードを車体に固定するボルトです。

さて、ここまで作業したら、先程のエンジンガードの「凹」の部分を固定するボルトの頭の出っ張りを少なくするためを少し締めておきます。
あくまで頭の出っ張りを少なくする程度で、まだ仮固定の状態としておきます。
このボルトを締めるときは、写真のようなラチェット式スパナが便利です。

次は、エンジンガードとメインフレームを固定する部分の作業に移りますが、その前に注意点です。
上の写真では分かりづらいかもしれませんが、エンジンガードをメインフレームと固定する部分において、メインフレーム側は平面ではなく、少しへこんでいます(上の写真でウエスで清掃している部分のことです)。
エンジンサポートは平面ではないためワッシャを入れた方が良い

実際にエンジンガードとメインフレームを固定する部分を前から見ると隙間ができています。

この隙間を埋めておかないと、エンジンガードを固定するボルトを締め付けることで、エンジンサポートが変形する可能性があります。
ここでは、この作業の最初の段階で外したメインフレームとエンジンサポートを固定していたボルトに使用されていたワッシャーを使用しています(下の写真参照)。
ですが、このワッシャーは隙間に簡単に入ったので、もう少しだけ厚いワッシャーの方が良いかもしれません。
ワッシャーを適正な位置に入れたら、ワッシャーが落ちないようにボルトも入れていきます。

最初に掲載した写真ですが、この段階で外したボルトに使われていたワッシャーを使用しました。

こちらは車体左側のエンジンガード取付部の写真です。
同じようにワッシャーを入れておきます。

この作業は手伝っていただける方がいると大変楽だと思います。
ワッシャーの位置を適正に保ちながら、ワッシャーが落ちないようにボルトを差し込んでいきます。
(上の写真は、細いマイナスドライバーでワッシャーを適正な位置に保っています)
私の車体ではボルトが素直に入っていかず、ボルトを軽く叩き込む必要があったため、この作業はとても大変でした。
(この記事に最初に示した「使用した工具」の左に写っていた竹の棒とペンチは、このボルトを叩き入れるのに使いました)

ピンボケですみませんが、ボルトが通りました!

ボルトは通ったのですが、ラチェットなどで締められるような作業スペースはありませんので、コンビネーションレンチで締めました。

ステンレスのボルトを使用したのでスレッドコンパウンドを塗布しました。
また、このボルトは緩んでは困るので、セルフロックナットを使用しました。
ここまで作業できたら、このボルトも含めて、今まで仮固定してきたボルトを本締めしていきます。

ようやく完成です!

こちらは車体左側から撮影。

自己満足ですが、カッコよくなりました!
思ったより大変な作業でしたので、完成写真は何枚も撮影してしまいました。
このエンジンガードにフォグランプをつけている方もおられるようです。
私はカメラでも取り付けてみようかと思っています。