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G650GS クチバシ(フロントホイールカバーエクステンション)の取り付け

2025-10-29

みなさん,こんにちは.
今日は,G650GSのクチバシの先端にエクステンションを取り付けたお話です.

「クチバシ」というのは,アドベンチャータイプのバイクのアップフェンダーのことです.

https://www.bmwmotorcycle.com/2011_bmw_g650gs_info/

画像は引用ですが,上の写真はG650GSです.
アップフェンダーに注目してください.

https://www.virginbmw.com/models/g650gssertao-2012/

そしてこちらがG650GS セルタオの写真です.
こちらのアップフェンダーには黒い延長部分が取り付けてあります.
セルタオの方が,クチバシがシュッと伸びていてシャープでかっこよく見えます(私の主観です).

今日は,この延長部分(パーツリストによると,「フロントホイールカバーエクステンション」)を取り付けたお話です.

BMW G650GS用カスタムパーツ:いわゆる「クチバシ」と取り付け用のボルトナット

こちらが,フロントホイールカバーエクステンション(以下,エクステンション)です.
ネットで値段を見ると8,000円前後します.私はたまたま在庫処分品を半額以下で購入できました.

BMW G650GSのクチバシのカスタム:取り付け時の裏側構造と固定位置

エクステンションの裏側です.
先端部はただ引っ掛けるだけで,車両後方側を2本のネジ(M5)で固定する仕組みとなっています.
このネジ固定のために,白いフロントフェンダーに穴あけ加工が必要となります.

BMW G650GSのクチバシ周辺のプラスチック保護:VuPlex(ヴュープレクス)を使った清掃とコーティング

エクステンションを取り付けたら隠れてしまう部分を清掃しておきます.

G650GSの純正フロントパーツとカスタムクチバシのフィット感の確認

エクステンションをあてがって,ネジ穴を開ける場所を決定します.

この作業,穴を開けてからではやり直しが効きませんので,取り付け後をイメージして慎重に位置決めをします.
後述しますが,これだけで決めてしまうと後で困ることになります.

フェンダーの表だけでなく,裏側のことも考える必要があります!

BMW G650GSのクチバシカスタムパーツの取り付け穴の確認と印をつける

位置を決めたら,穴の中心にマジックで印をつけます.

BMW G650GSのフロントフェンダー(クチバシ)に、電動ドリルで小さな穴を開ける作業。黒いグローブを着用した手がピンバイス(または小型ドリル)を使って正確なマーキングと下穴開けを行っている様子。アクセサリー取り付けやカスタムのための精密な作業風景。

マジックで印をつけたところに下穴を開けます.

BMW G650GSの白いフロントフェンダー(クチバシ)に開けられた、小さな下穴のクローズアップ。精密に開けられた円形の穴は、今後のカスタムパーツ取り付けやアクセサリー装着のための準備段階を示唆している。

下穴が開きました.

もう少し太いドリルで下穴を大きくしておきます.

BMW G650GSの白い「クチバシ」(フロントフェンダー)部分に開けられた、カスタム用の正確な下穴(ガイドホール)のクローズアップ。アクセサリー取り付けの準備としてプラスチックに開けられた小さな円形の穴。

下穴が空いたら,M5のボルトが入る太さのドリルで穴を開けます.

BMW G650GSの「クチバシ」(フロントフェンダー)の裏側から、穴開け加工後に取り付けられた、カスタム用の六角穴付きボルト(キャップスクリュー)の固定状態。ボルトはシルバーで、フェンダーの白いプラスチックをしっかりと固定している。

さて,ここで失敗例です.
先程,外側だけを見て穴の位置を決めました.
実際に開けた穴にボルトを入れて,裏側を見てみると....
他の部品にスレスレの位置にボルトがきてしまいました.これではナットが入る余裕がありません.
ですので,一番小さな下穴を開けたときに,裏側からも見てみることをおすすめします.

BMW G650GSのフロントフェンダー(クチバシ)に開けた穴のバリ取り作業。白いカッターナイフの刃先を使い、プラスチックの穴の周囲に残った余分なバリやささくれを慎重に除去し、穴をきれいに仕上げているクローズアップ。

見えなくなるところではありますが,バリを取っておきます.

BMW G650GSの「クチバシ」(フロントフェンダー)の穴に、六角穴付きボルト(キャップスクリュー)を手でねじ込んでいるクローズアップ。黒い滑り止め付きグローブを装着した手が、カスタムパーツ固定用のシルバーのボルトを確実に挿入している取り付け作業の初期段階

M5のボルトが入ることを再度確認します.

BMW G650GSの純正白い「クチバシ」の下側に、カスタム用の黒い延長フロントフェンダー(マッドガード)を取り付けようとしている様子。黒いグローブをはめた手が、追加パーツを車体に合わせてフィッティングしている段階。クチバシ延長による泥跳ね対策カスタム。

いよいよエクステンションの取り付けです.

BMW G650GSのフロントフェンダー(クチバシ)に、カスタム用の延長フェンダーがしっかりと固定された状態のクローズアップ。光沢のあるシルバーの六角ボルトとワッシャーが使用され、黒い追加パーツと白い純正パーツが強固に結合されている完成図。

ボルトにナットを取り付けたところです.
実は上の写真の穴は,バイクの進行方向右側の穴です.
こちらは黒い樹脂部分から少し離れた位置に穴を開けたので,ナットが干渉しませんでした.
(そしてはからずも,左右で穴の位置が微妙に違うということが分かってしまいました.見た目は多分わかりませんけどね)

BMW G650GSの「クチバシ」延長カスタムにおける、ボルトとナットによる固定構造の断面クローズアップ。白い純正フェンダーと黒い追加パーツを挟み込む形で、外側から六角穴付きボルト、内側から六角ナットとワッシャーを使用して強固に締め付けられた状態。

下側から撮影したところです.
薄いナットなら黒い樹脂部品と干渉しないかもしれません.
私は緩み防止のためセルフロックナットを使用しました.

【カスタム前後比較】BMW G650GSのフロントビュー。左側は純正の白い「クチバシ」のみの状態(Before)。右側は、黒い延長フロントフェンダー(マッドガード)を装着して引き締まった状態(After)。クチバシ延長による泥除け効果とアドベンチャー感の向上を比較する写真。

さて,完成です!
正面から見ても,クチバシが長くなり精悍に見えます.

BMW G650GSに黒い延長フロントフェンダー(マッドガード)を装着した、カスタム完了後の斜め前からの全体像。白い純正クチバシと黒い延長パーツのツートンカラーが、アドベンチャースタイルを引き締め、フロントタイヤ周辺の泥除け効果を高めている仕上がり。

正面より横から見たほうがエクステンションの良さが伝わるかと思います(個人の感想です)

今回は,バイクの樹脂部品に穴を開けるという後戻りできない作業でした.
この作業は,表側,裏側,穴を開けた後のことなど,色々と考えてから着手しないといけないということを学びました.

みなさんも同様の作業をするときはお気をつけください.

-G650GS, カスタム