みなさん,こんにちはBooです.
今回はXR BAJAのフロントブレーキを改良するお話しです.
筆者の運転技術の未熟さもあると思いますが,XRのブレーキはコントロールが難しいです.
ブレーキレバーを握りだしたら,あるところで突然ブレーキが効き始めるという感じです.
極端な言い方をすればブレーキがONとOFFしかないように感じています.
ちなみに,以前からこのように感じてましたが,他のバイクにも乗ったことで,その思いがさらに強くなりました.
他のバイクで,フロントブレーキがとてもコントロールしやすいものがありました.
「BAJAのブレーキももこんな風にできればなぁ」と思ったのが行動に移すきっかけでした.
さて,ブレーキコントロールを良くするため色々調べたところ,以下の方法があることが分かりました.
- マスタシリンダピストン径を小さいものに変えてみる
- キャリパーピストンをカシマコートのものに変えてみる
マスタシリンダピストン径を小さいものに変えてみる
「1.」について考えてみます.
ブレーキのマスタシリンダピストン径を小さくすると,ブレーキのコントロールしやすくなります.
その反面,レバーを引く距離は長くなります.
場合によってはレバーをグリップに付くまで握っても,ブレーキの効きが弱いなんてこともあり,自身や他人の命に関わることもありますので慎重に考える必要があります.
さて,検討です.
BAJAの純正マスタシリンダピストン径は 1/2インチ(12.7mm)です.
ブレーキのマスタシリンダ径が,これより小さいものだと 11mm というものがあります.
ホンダ車でマスタシリンダが11mm,かつ2ポットキャリパーのものは下記です.(ざっと調べただけなので間違いがあるかも)
CBR250 Four (1986)
FTR250 (1986)
ナイトホーク750 (1988)
アフリカツイン650 (1988)
AX-1 (1987-1989)
CB-Ⅰ/TypeⅡ (1989-1991)
トランザルプ400 (1991-1994)
ゼルビス250 (1991-1994)
JADE250 (1991-1994)
VT250 スパーダ (1988)
ナイトホーク250 (1992-2000)
Vツインマグナ (1994-2007)
CB400SS (2002-2007)
HORNET250 (1997-2007)
VTR250 (1996-2009)
CBR250R *ABS無 (2011)
CRF250R(2007-2022)
あとはデイトナから,NISSINマスタシリンダ(ピストン径11mm)が発売されています.
あまり古いマスタシリンダは部品供給されなくなる可能性があるので,取付対象外にすることにしました.
そうなると,候補は下記あたりかなぁ.
CRF250R,デイトナのNISSINマスタシリンダ
これらについては,費用もかかりますし,ハンドル回りやブレーキホースの取り回しなども考えないといけませんので,詳細は時間をかけて調べることにします.
さて,もう一つのブレーキタッチを良くする方法.
キャリパーピストンをカシマコートのものに変えてみる
ブレーキキャリパのピストンを,アルミのカシマコートのものにすることでブレーキのタッチが良くなると聞いたことがあります.
理屈は分かりませんが,カシマコートとピストンシールの相性?すべり?が良くなるということでしょうか.
もし,純正と同じサイズのカシマコートピストンがあれば,入れ替えるだけですみますのでとても楽ですね.
今後,この2つについて検討を深めていきたいと思います.