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G650GSのリアブレーキフルード交換

2024-09-28

みなさん、こんにちはBooです。

今日はG650GSのリアブレーキフルードを交換したお話しです。
XR BAJAのフルード交換の例も紹介しましたが、色んな車種での交換を掲載しておけば、どなたかのお役に立つかもしれません。

BMW G650GSのリアブレーキフルードリザーバータンク内にある2年以上経過し変色したブレーキフルード

リアブレーキフルードのタンクです。
見事に黄色になってますね。実は2年以上交換していませんでした。。。。

ブレーキフルード交換に使用する手動式バキュームポンプ Mityvac MV8500 の外観

さて、今回はMityvacのMV8500という工具?を使います。

ブレーキフルード交換に使用する手動式バキュームポンプ Mityvac MV8500 の外観

上の写真のようにピストルのような形をしていて、負圧や正圧を発生させることができます。
これで負圧を発生させて、フルードを抜き取っていくということです。

BMW G650GSのリアブレーキキャリパーとバキュームポンプを接続したフルード交換準備の全景

最初に、フルード交換準備の最終形をお見せしますね。
ブリーダーニップルにホースを繋ぎ、負圧を発生させるバキュームと繋ぐのですが、その途中にカップを付けます。

バキュームポンプ、キャッチタンク、ブリーダーニップルを接続する負圧式フルード交換の構成図

図にするとこんな感じですね。
負圧を発生させても、フルードが直接MV8500に流れ込まないようにします。

ブリーダーニップルの隙間から空気が入らないようスーパーゾイルのラバーグリスを塗布する様子

では、フルード交換の準備を始めます。
ブリーダーニップルのキャップを外します。

気密性を高めるためにMityvac MV8500のホース接続部へグリスを塗布する工程

ブリーダーニップルやカップにホースを繋いでいきますが、ホースとジョイントのすき間から空気が入らないように薄くグリスを塗っておきます。
ここでは、ZOILのラバーグリスを塗っています。
贅沢なグリスの使い方ですが、グリスのこの量を使い切るのにはかなり時間がかかるので、こういったときでも使うようにしています。

Mityvac MV8500のVACUUM(負圧)とPRESSURE(正圧)の切り替え設定画面

同様にMV8500のホース連結部にもグリスを塗っておきます。

VACUUM設定にしたMityvac MV8500をBMW G650GSのリアブレーキに接続した準備完了状態

ここで、MV8500の説明です。
画面に「VACUUM」と「PRESSURE」の表示があるのがお分かりでしょうか。
「VACUUM」であれば負圧を発生させ、「PRESSURE」であれば正圧を発生させます。上の写真では「PRESSURE」に設定されています。
しかし、今回は負圧をかけたいので「VACUUM」で使用します。

先ほどもお見せした写真ですが、これで準備完了です。
小さくて恐縮ですが、MV8500の設定が「VACUUM」になっています。

ブレーキフルード交換におけるバキュームラインとカップの接続レイアウト図

こちらも先ほどと同じ図です。

BMW G650GSのリアブレーキキャリパーの11mmブリーダーニップルにメガネレンチを掛けた状態

ブリーダーニップルを緩めるには、二面幅11mmのスパナが必要となります。
こちらはヤラセ写真です。
実際は、ホースを取り付ける前にメガネレンチを取り付けています。
ちなみに、ブレンボは11mmのようです。

BMW G650GSのリアブレーキフルードタンクから外した蓋と黒いダイヤフラム

準備ができたので、フルードタンクの蓋を開けます。
蓋を開けると内ぶたが出てきます。
※ ここでは周囲の養生を行わずに蓋を外していますが、実際はタオルなどでタンクを養生してから蓋を外したほうが良いと思います。

ブレーキフルードタンクから取り出した内蓋とゴム製のダイヤフラムの詳細

内ぶたとダイヤフラムを外します。

ブレーキフルードの飛散を防ぐためにウエスで養生されたBMW G650GSのリザーバータンク

蓋が外れたら、周囲にフルードが散らないようにタオルで養生します。
実際は、蓋を外す前にタオルで養生したほうが良いと思います。

フルードがポンプに逆流する原因となる、バキューム用キャッチタンクが横倒しになった悪い例

さて、ここまで準備ができたら、MV8500を何回も握って負圧を発生させます。
写真ではカップが横倒しになっていますが、これではダメです。
カップが横倒しだと、フルードがMV8500に流れ込んでしまいますので、カップは立てた状態を維持しながら作業しましょう。

Mityvac MV8500を操作してマイナス側に針が振れ負圧が発生しているゲージの表示

MV8500を何回も握っていると負圧が発生します。
ゲージの針がマイナス側に振れているのが分かりますね。

負圧によってBMW G650GSのキャリパーから透明なホース内へ排出される古いブレーキフルード

負圧が発生したら、ブリーダーニップルを緩めて、フルードを排出していきます。

負圧によってBMW G650GSのキャリパーから透明なホース内へ排出される古いブレーキフルード

黄色いフルードがホース内を流れているのが分かるでしょうか。

※ → ブリーダーニップルを緩める → フルードを排出する → ブリーダーニップルを締める → 負圧をかける → ※
上記の手順を繰り返すのですが、タンクからフルードがなくなりそうになったら新しいフルードを追加していきます。
そして排出されるフルードが透明になったら作業完了です。

内ぶたとダイヤフラムを取り付けて。

フルードにキャップをします。

MV8500やホースを取り外して、ニップルからフルードやグリスを拭き取ります。

ブリーダーニップルの穴に残ったフルードを紙縒り(こより)で吸い出し清掃する仕上げ作業

最後に、ニップルの穴の中に残ったフルードを吸い出すために、コヨリを3~4回入れます。

ブリーダーニップルの穴に残ったフルードを紙縒り(こより)で吸い出し清掃する仕上げ作業

コヨリにフルードが付かなくなったら、ニップルの先に薄くグリスを塗って、ブリーダーキャップを締めて完成です。

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