みなさん,こんにちは.
今日は,G650GSのリアブレーキフルードタンクを見ると,ダイヤフラムが変形?していたので点検したことを紹介します.
車やバイクなどにとってブレーキは非常に重要な部品ですので,定期的に点検するのをおすすめします.
さて,一般的なお話ですがブレーキフルードの点検は,その量と色を見ることになります.
ブレーキは重要保安部品ですので,整備する際はプロにお任せしてください.

これはG650GSのリアブレーキフルードタンクです.
半透明になっており,色も量も目視で点検できます.
上の写真の状態は,ダイヤフラムがフルードの液面についてしまっていますので量が分かりません.
もしブレーキパッドが異常に早く減っているとしたら,フルードの液面も下がり,それに合わせてダイヤフラムも下がっていきます.

ということで,リアブレーキパッドを点検しましたが,異常に減っている様子はありませんでした.
この状態を治すためにタンクのフタを開けます.

ブレーキフルードは塗装面などにダメージを与えますので,飛び散りなどを考えて周囲をウェスで覆っておきます.

タンクのフタは,反時計回りに回せば外れます.

フタを開けると,中には硬質な内蓋とゴム製のダイヤフラムが入っています(車種によって異なると思います).

フルードがこぼれたり,ダイヤフラムに付着したフルードが車体につかないように慎重にダイヤフラムを外したところです.
これでフルードの量が点検できます.「MAX」と「MINI」のラインのちょうど真ん中にフルードの液面があるので量は問題なさそうです.

ダイヤフラムと内蓋は外したときと同じく,フルードをこぼさないよう慎重にはめていきます.

内蓋とダイヤフラムをはめましたので,最後にフタをして終了となります.
フルードの色は若干黄色がかっています(新品時は無色透明でした)ので,近い内にフルード交換しようと思います.
ちなみに今使っているブレーキフルードは奮発してASHのものです.